概要
地球を守護する雷神。そして秘密組織『白蓮(ホワイトロータス)』仕切る総長で、リュウ・カンやクン・ラオの師匠でもある。
正義感溢れる性格で人情熱く、義理高く、そして何よりも地球の事を最優先で行動をしている。
全シリーズを通して大柄で、身長はシリーズによってまちまちだがおおよそ200cm越え。
僧侶のような服装で、いつも頭巾と笠を被っている。
雷神なのか目は黒目含め白く光り輝き、戦いの際は身体や目から電気を発している。意外な事に頭巾を脱ぐとセミロングの白い髪の毛がちゃんと生えており、坊主ではない。
戦い方は電気とワープを駆使した体術で、敵に突撃するときに「ライデンガンバレー!」や「ソレデモニンゲンカー!」(注意:空耳抜粋。実際では違うセリフを言っている)など謎の言葉を発生することが特徴的。製作者曰く実際は日本語や英語の単語を言っているらしい。
漢字で書くと「雷電」。
だがメタルギアシリーズの雷電など複数の漢字表記の"らいでん"の人物・名称が多い為「ライデン」と表記しているケースや、
モータルコンバットの公式の和訳が「ライデン」となっているケースが多々ある為、通称では「ライデン」と表記される場合が多い。
一時期SNKのライデンと名前が被るためか、3~トリロジー付近で「Raiden」表記が「Rayden」表記に変わったことがある。後にプロデューサーが嫌った為4付近で「Raiden」表記に戻された。
モータルコンバットの中で一番最初に生きたまま闇堕ちする。以下時系列にて詳細。
各モータルコンバットでの扱い
モータルコンバット
シャン・ツンを撃破すべく現れた謎の僧侶で雷神という噂がされているという設定だった。
ライデンのラダーエンディングは他の神々を集め再度モータルコンバットを行い、地球を破壊するといったとんでもないエンディングで締められていた。
モータルコンバット2
魔界の帝王シャオ・カーンを撃退し地球を守るために降臨した雷神と改めて設定される。
リュウ・カンら戦士たちにモータルコンバットの危険さを伝えると、単身シャオ・カーンに挑んだ。
モータルコンバット3
実機で使用不可だが、冒頭で彼の導きによりモータルコンバットの戦士がシャオ・カーン討伐に向けて出向いていることが分かる。
実際には自身は神として強大な力を持ち不死身である為、また神のままでは神の法則に違反するという理由からモータルコンバットに参加が出来なかったため、他者に任せている。
モータルコンバット トリロジー
エルダー神にシャオ・カーンの地球侵略を通告したがエルダー神は見向きもせず、ここで自身の神としての不死身の体を捨ててモータルコンバットに参加することになる。
モータルコンバット4
弟のフウジンが出てくる。クァン・チーとシノックが地球とアウトワールドを侵略してきたため、全力で阻止することを誓う。
モータルコンバットデッドリーアライアンス
シャン・ツンとクァン・チーが手を結んだため強大な二人の前でリュウ・カンが死亡。
エルダー神に再度地球の危機を伝えたがやはり聞き入れてもらえず、再度不死身の体を捨てて行動に出る。
またこのシリーズで今まで晒していなかった髪の毛を晒すようになり、コスチュームの一つは胸まで肌蹴させた大胆な衣装になっている。
モータルコンバットディセプション
シャン・ツンとクァン・チーと2対1で退治していたところにオナガが復活する。
仕方なくシャン・ツンとクァン・チーと手を組みオナガ撃退を試みるものの、強大な力の前では倒すことが出来なかった。
実はこのシリーズの主人公であるシュジンコウ(名前)がオナガに騙されて復活の手助けをしていたと知りライデンは激おこ。「もう地球とアウトワールドの戦いはうんざりだ!」となり闇堕ち。シュジンコウに怒りの鉄槌を下す。
何故かフェイタリティで自爆する。
モータルコンバットアルマゲドン
闇堕ちしたまま時は流れ…前作でもリュウ・カンがゾンビになっていたが、魂を引き戻し新たなリュウ・カンとして目覚めさせる。シノックと手を組み、利用してアルマゲドンの阻止に全力を尽くした。
モータルコンバットvsDCユニバース
優遇されてスーパーマンと同等の力と立場を持った人になる。
DC側のストーリーでもかなりかっこいい登場の仕方をする。
モータルコンバット9
アルマゲドンの際、頂上でシャオ・カーンに殺されかけたところを神秘の力でまさかのタイムスリップ。
記憶を断片的に残したまま1の頃に戻る。その記憶を頼りにアルマゲドンを発生させずにシャオ・カーンを撃破しようと戦うがうっかりリュウ・カンを殺してしまい、悔いの残る結果となってしまう。
モータルコンバットX
シャオ・カーンを撃破したことにより台頭したクァン・チーとシノックを撃退しようと行動する。
漫画版ではカミドゥグ集めにスコーピオンとタケダに協力するが、最終的に他のキャラと同じように暴走したりする。
最終的には暴走したシノックを止めたが、邪悪な力を吸ったり消したりしたことにより邪気の影響を受けて再度闇堕ちしてしまう。
アニメ版モータルコンバット
本編の2~3に当たるところで、このアニメ版から正式に設定されたものが多い。
性格が本編とは異なり、悠長でのんきな、どこか仙人らしい性格。「sure,sure…」など二度応答を繰り返すのが口癖。
リュウ・カンらが困っている時に出現し助言を与え、時には戦う事も。
アニメ版モータルコンバット The Journey Begins(旅の始まり)
最初のアニメ版モータルコンバットと似たような性格や役割を持っている。
映画モータルコンバット
本編の3のように、リュウ・カンやソニアなどを導く存在として時に助言をし、時に手助けをする。
この映画版から髪の色や長さなどが逆輸入された。
映画モータルコンバット2
本作と同じようにシャオ・カーン阻止の為神の体を捨てリュウ・カンらと共に戦うものの、シャオ・カーンにワンパンされる。
何故かこの映画ではシャオ・カーンの兄という設定にされている(つまりシャオ・カーンとは兄弟)。後の本編ではそれは否定されているものの、10年経った外伝VSDCユニバースではプロフィールでシャオ・カーンとは兄弟もしくはそれを匂わせる設定が逆輸入されている。
ドラマ版モータルコンバット コンクエスト
本編から500年前のリュウ・カンやクン・ラオの先祖であるグレートクン・ラオの話。映画版と同じような立ち位置だが、後にシャオ・カーンと対峙する。ハンマーを駆使したりするものの、強大なシャオ・カーンの力に対抗できなかった。
モータルコンバット レガシィ
「このストーリーは自分の想像で書いてるから本編と違うよ」と監督が言っているように、他のキャラとは違いライデンのみゲームでもない独自の世界観を持った話になっている。
精神病棟にうっかり不時着したライデンは捕まってしまい、勿論モータルコンバットなど理解されることもなく無事精神病患者扱いされる。
そこでは酷い処置も平気で行う闇施設で、ライデンは頭蓋骨に穴をあけられたりもする。
後に少女の力によって抜け出す。
モータルコンバット レガシィ2
ちょっとだけ登場している。こちらも映画版と似たような立場。
アンリアルチャンピオンシップ2(日本未発売)にもゲスト出演している。FPSである本編ではまた違ったライデンの姿を見ることが出来る。
BroforceでもBrodenとして使用キャラに非公認で出演。得意の突撃技もあの謎の掛け声そのままで使用できる。