概要
ウルトラマンエックスの最も得意とする必殺技で、大地とエックスのユナイトが最高潮の状態になった際に使用可能になる、腕をXの字に組んで発射する光線技。発動時には、ストリウム光線やギンガクロスシュートと同様、大地とエックスが技名を叫ぶ。
この光線は、相手に命中すると凄まじい規模の爆発を引き起こすものの、怪獣を死亡させることなくデータ化してスパークドールズに圧縮するという変わった効力を持っている。如何なる原理が働いているのかは現在も研究中のようだが、Xioの解析により、光線に含まれている何らかの粒子の作用によるものではないかという仮説が出されている。また、一部のファンの間では、かつて『ウルトラマンギンガ』でダークルギエルが悪用した能力を彷彿とさせるという声もあるが、関連は不明。
ただし、エクシードX変身中やアーマー装着中は発動することが出来ないという欠点があり、この技を使う際には通常形態に戻る必要がある。
これは、「パワーアップ形態が登場すると基本形態が登場しなくなる」という問題を是正するために、本作の監督の一人である坂本浩一氏が新たに導入した設定である。
ちなみに、怪獣以外にも効果があるのかは不明(一度キングジョーに対して放ったことはあるが、分離されて躱されてしまい、命中しなかった)。
余談
腕をXの字型に組んで発射する光線は、ウルトラマンネオスのマグニウム光線以来(もしくはウルトラマンナイスのミレニアムクロス以来)となる。
さらに主人公ウルトラマンが使うオリジナル光線技ではウルトラマンコスモス以来の「~光線」と付く技であり、怪獣保護前提の必殺技がメインなのもコスモス以来である(メイン必殺技ではないが、前年のギンガもギンガコンフォートという怪獣沈静化のための技を使っていた。怪獣保護ブームだろうか)。