概要
阪神タイガースが1985年10月16日にセ・リーグ優勝を決めた時に興奮したファンが当時の3番打者であるランディ・バースに似ているという理由で、近辺のケンタッキーフライドチキン道頓堀店の店頭に置かれていたカーネル・サンダース人形を道頓堀へ投げ込むという事件が起こった。
同年の日本シリーズで西武ライオンズを下し初の日本一になるも、1986年から2002年で長期低迷に陥った。
この低迷の原因は、酷い目に遭わされたサンダース人形の呪いではないか、という噂が立ったのである。
呪いを解くべく、幾度か人形の捜索が行われたが、一度も発見されることはなく、そのことがこの噂に奇妙な真実味を加えていた。
阪神は2003年と2005年にセ・リーグ優勝を達成するも日本一は逃している。
そして2009年3月10日、道頓堀の整備事業のために不発弾調査が行われていた時、件のカーネル人形が発見された。
これで呪いも解かれたかと思われたが、別段その後阪神が絶好調になったというわけでもなく、未だ日本シリーズ優勝は果たされていない。
なお、ケンタッキーフライドチキン道頓堀店は既に閉店している。