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声:橋本晃一

概要

ネオホンコン首相。漢字表記は「黄潤發」。

第12回ガンダムファイトでネオホンコン代表である東方不敗が優勝したことにより、『Gガンダム』劇中の時点で世界の主導権を握っている人物である。

しかし彼の野心は大きく、デビルガンダムの力を利用してネオホンコン、いや彼自身による世界の支配を永遠の物にしようと目論んでいた。

そのためにデビルガンダム復活に全力をかける東方不敗と協力し、ギアナ高地でドモン・カッシュによって破壊されたデビルガンダムを秘かに回収し、第13回ガンダムファイト決勝大会を利用してデビルガンダムを完全復活させようとする。

彼自身もデビルガンダムの研究に熱心であり、その結果目をつけたのがネオスウェーデン代表のガンダムファイター、アレンビー・ビアズリーであった。

アルゴ・ガルスキーを破るほどの実力を持ち、バーサーカーシステムを使えばゴッドガンダムとも互角に渡り合え、そしてバーサーカーシステムを使えば思い通りに操ることが可能で、何よりもデビルガンダムの生体ユニットには女性が適していたことが、彼女が目を付けられた理由である。

彼はバーサーカーシステムの開発者であるベルイマン博士を誘拐して同じシステムを作らせ、試合中にそのシステムを使ってアレンビーを操り、さらにDG細胞を植え付けて手駒にしてしまう。

決勝大会最終戦のランタオ島でのバトルロイヤルでデビルガンダムと四天王を乱入させて邪魔者を一掃し、デビルガンダムの完全復活を目論む。

この時のデビルガンダムは生体ユニットであるキョウジ・カッシュが最早生ける屍も同然の状態であり、ウォンの野望を実現させるためにはアレンビーをいち早く組み込むことが必要だったが、アレンビーはレイン・ミカムラの乗るライジングガンダムによって足止めされてしまう。

だが、デビルガンダムはキョウジの分身・シュバルツ・ブルーダーの捨て身の活躍とドモンの涙の石破天驚拳によって破壊されてしまう。

その後、東方不敗が人類抹殺のためにデビルガンダムを完全復活させるという真意を知り、さすがの彼も「く、狂っている。狂っているぞォ!!」とドン引きしていた。

しかしその直後、ネオホンコン首相官邸前にまでレインのライジングガンダムとアレンビーのウォルターガンダムの戦闘が広がっており、バーサーカーシステムの暴走で正気を失ったアレンビーにビーム砲を向けられ、首相官邸の建物ごと吹き飛ばされてしまう。公式ガイドブックによると享年33歳。

このまま死亡したかと思われたが、ウルベ・イシカワがデビルガンダムにレインを組み込んで復活させると、それに合わせて再生したウォルターガンダムに取り込まれてDG細胞に冒される形で復活、「グレート・ウォン」と名乗って宇宙に向かうドモンに攻撃を仕掛ける。

キャリアーを破壊してドモンを突き落とすも、所詮彼は政治家でしかなく、鍛えられたガンダムファイターではなかったため、駆けつけてきた風雲再起に一蹴され完全敗北してしまうこととなった。

(ちなみに、その時にドモンが言った言葉は、「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄に堕ちろ!!」である)

コミックボンボン増刊号に掲載された漫画では、デビルガンダム細胞によって復活し、ネオアメリカのガンダムファイターを更迭されかけたチボデー・クロケットに接触し、ガンダムマックスターをデビルガンダム化させる。コクピットハッチを空けてチボデーの身体を人質とする卑怯な作戦とDG細胞の力で、ドモンをはじめとするシャッフル同盟を尽く破るが、ガンダムファイターとしての誇りを失っていなかったチボデーの意思を汲んだドモンにより、爆熱ゴッドフィンガーで葬られた(チボデーは改良により熱源をコントロールされたゴッドフィンガーで確保され、その後DG細胞をアレンビー・ビアズリー同様に摘出され、ファイターに復帰した)。

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