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栗田貫一の編集履歴

2016-10-11 21:44:22 バージョン

栗田貫一

くりたかんいち

日本のモノマネタレントにして声優。

概要

1958年3月3日生まれ、東京都出身。三木プロダクション&オフィス南所属。

本名・栗原良之(くりはらよしゆき)


フジテレビモノマネ番組に何度も出演し、モノマネタレントのスターとしてコロッケなどと共に並び称され現在に至っている。


そのレパートリーも俳優演歌歌手からアニメキャラクターまで幅広く、特に山田康雄演じるルパン三世のものまねは後にその物真似を賞賛していた当人から後任指名を受け山田の没後に同キャラクターの声優を引き継ぐ程の高い完成度を誇っている。


ルパン三世について

山田康雄氏が急逝した1995年4月22日公開の劇場用作品『くたばれ! ノストラダムス』以降、ほぼ全てのメディア作品でルパンのCVを担当している。

『くたばれ!ノストラダムス』の際は山田氏の未収録部分を自分が声を当てると思い込んでおり、「気付かれなかったらモノマネタレント冥利に尽きる」とまで思って現場に赴いたら実は山田氏が全て吹き込めていない状態だった事に呆然としたのだとか。


元々山田氏とは、自分の家の留守番電話にルパンのモノマネで声を入れていたら山田氏がルパンの演技で用件を言ったのがきっかけで交友関係になったという。


前述の当人からの後任指名というのは、山田氏が生前彼の物真似を褒める際に「クリカン、俺が死んだらルパンを演じていくれよ」と冗談めかして発言していたことが誇張されたというのが真相であるが、後任になった事にかなりのプレッシャーを持っており山田康雄氏の息子の山田浩康氏に「コツを教えるからルパンをやってよ。」と真面目に頼んだという逸話があるほどである(勿論、即座に却下された)。


その後も、自分がルパンを演じ続けるかどうかジレンマに苛まされていたが(実際に代わりが自分以外に現れたら素直に代わりたいと言うほどである)、山田氏の幻影や共演者からの激励もあり、脇役のCV変更を経て、2014年現在も自分はあくまで山田氏の代役であるというスタンスを崩さずルパンを演じている。

なお、共演者やスタッフなどの周囲からは、そろそろ自分の味を出してもいいのではと言われているが、これらの進言に対しては、上記にあるスタンスから、自分が山田氏の立場であればどう演技しているのか、山田氏であればこのセリフはどう表現するのか想像し、山田氏の演技をできるだけ忠実に再現することが自分なりのルパンの演技であると述べている。

二代目となって以降は演ずるにあたって非常に神経を使うらしく(収録の何日も前から山田氏が演ずるルパンを過去作から徹底的に鑑賞し、さらにモチベーションを維持するという)、とっさにルパンの声を出す事が逆にできなくなってしまったらしい。

本来はモノマネの世界にいた彼が突然『声優=役者』の世界に放り込まれた事はジレンマに陥るほどに身を持って厳しい世界である事を知ったともいえる。事実、声優事情についても殆ど素人だった。

栗田ルパンはどちらかというとシリアスなルパンの脚本が合っていると評されるも本人はコメディチックなルパンを目標としているとも。


2013年には、銭形警部の初代声優であった納谷悟朗氏のお別れ会の時に

とっつぁん、さみしいねぇ、ずっと追いかけてほしかったぜ」と言った。

納谷氏は栗田氏がジレンマに陥っている時に「おまえでいいんだよ」と激励してくれた声優・役者としての先輩の一人であった。


こういった二代目ルパンになった大役の重みの経験があってか、通称イタリア編で栗田氏と次元役の小林氏以外が交代になった時は後継達と共に一致団結を目的とした会合を開いたという。

その他

声優としては、FOX制作の海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』の主人公マイケル役などを担当している。

この役については「ジャック・バウアー吹き替えの人のような演技にはしないようにしたい」と放送前に抱負を語っていた。


外部リンク

プロフィール

Wikipedia


関連項目

タレント ものまね 声優 ルパン三世

山田康雄 大沢さやか 納谷悟朗

ホリ…ある声優のものまねを十八番にしており、その声優の亡き後に、そのキャラクターを演じるというものまねタレントつながり。

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