パーム=シベリア
ぱーむしべりあ
タグとしては「パーム」が多く使われている。
概要
CV:井上喜久子
キメラアント討伐隊のひとり。
ホラー映画から出て来たような不気味な外見で、ボサボサの長い髪と震えた声が特徴的な女性。両手首は傷だらけで包帯を巻いている。さらにノヴやゴンに対するヤンデレな言動や、ヒステリックな性格が一層存在感を引き立てている。
しかし素顔は美人で、身なりを整えると全くの別人に見える。変幻自在。また料理上手でもある。最初のサイコさんなインパクトが強かったが、人間的には勇敢で優しく、王に賞賛される程の強い精神力の持ち主である。
この作品ではよくあること&事情も事情なのだが、初期と後期でもはや同じ人とは思えない程キャラが変わっている。
ノヴを追いかけてNGLへ入国するためにはゴンとキルアがナックル・シュートに勝たなければならないという条件の下、二人の修行をサポート。
その中でゴンに惹かれ、ゴン達が負けてしまった代わりに(ほぼムリヤリ)ゴンと付き合うも一日と持たなかった。一方キルアとは専ら犬猿の仲である。
東ゴルトーでは王と護衛軍に対する監視能力の条件を満たす為、好色家ビゼフ長官を利用して自分の身を犠牲に宮殿に潜入するも計画途上で失敗。シャウアプフらにキメラアント化されてしまう。
キメラアント化後は容姿に変化があり、手足の皮膚が鱗で覆われ、額に水晶が埋め込まれている。また新たな強化系の能力に目覚め、戦闘能力が上がっている。兵隊蟻として改造された影響で一時敵対、キルアと交戦するが、自我を持ち直して討伐隊に復帰。
貧者の薔薇によって王の身に起きたことにいち早く感付き、最終的な事態収束に立ち会う。キメラアント討伐隊の人間でネテロ以外でただ一人王と対峙、対話した人物、そして王とコムギの最期を能力によって見届けたただ一人の人物である。
強化系能力者
監視能力を有する。
人魚のミイラに自分の血を垂らすことで、水晶に対象の姿を映し出すことができる。
詳細はよくわからない能力である。蟻化した際に、パームは人魚のミイラや水晶と融合して、後述の能力となった。
淋しい深海魚(ウィンクブルー)
監視能力。
右眼だけで見た者は水晶に記憶され、左眼だけで「視」ればその水晶に記憶された者の現在が映る。この能力で「視」えるのは3人までで、それ以上記憶すると古い者の記憶から消去される。
暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)
毛髪で自身を防御する鎧を作る能力。
蟻化された影響で目覚めた強化系の能力。守りを髪の鎧に任せることでパーム自身は全力で攻撃に専念できる。キルアの50㎏ヨーヨーを砕き、打撃戦で圧倒するほどその攻撃力は驚異的。