エルメス(キノの旅)
Cv:相ヶ瀬龍史(テレビ・ゲーム等) / 野田順子(ドラマCD)
キノの乗物兼話し相手。言葉を話せるが、それ以外は普通の二輪車で自分で動くことはできない。
性格は軽妙で人懐っこいが、シリアスな場面でも冗談を言うためキノから怒られることもある。
科学知識が豊富で計算速度も早いほか、人間のそれを遥かに凌駕した視力・聴力・感覚を持つ。また人間でないためか、一見哲学的な問題もドライかつシンプルに答えることも。
他にも様々な知識を持っているが、よく変な間違え方をした慣用句や諺を使いキノにツッコミを入れられている。もっともキノがツッコミを入れないと不思議がったりしているので、わざと間違えているらしい。 過去話においてキノが(素で)諺を間違えた際にエルメスがツッコミを入れるシーンがあり、おそらくはそれを真似てキノをからかっているようだ。しかしキノの方はその時のことを覚えているような素振りはない。
また「モトラドには"カン"というものがない」といった趣旨の発言をしたことがあるが詳細は不明。
元は「大人の国」のスクラップで、初代キノに修理された。その後、現在のキノの国外脱出を手伝いそのまま相棒となった。エルメスという名は初代キノの昔の友人の名が由来であり、脱出後キノに名付けられた。
モデルはブラフ・シューペリア SS100。アニメ版では実際のエンジン音が使用された。
名前の由来はギリシャ神話のヘルメスから。