エンドワールド
えんどわーるど
概要
ソードアート・オンライン・エンドワールドの略称。
またこのゲームの世界観で新しくサービスが開始されたVRMMOのソードアート・オンライン・エンドワールドというゲームそのものを指す。
アインクラッド編
作品解説
主人公(=プレイヤー)は冒険の最中に仲間の原作小説キャラやゲームオリジナルヒロインを仲間に増やしつつ、浮遊城アインクラッドの最上階層を目指して攻略していく。
浮遊城アインクラッドの第55層まではプレイヤーが第1層から順番に攻略していくことになるが、第56層から以降はイベント形式で攻略戦が行われている。
またイベントでのみ手に入る武器や防具、仲間になるゲームオリジナルキャラクターが存在する。
これらはイベントごとに集計される討伐ポイントと呼ばれるポイントをより多く稼いだ上位プレイヤーが最も多くの褒賞となるアイテムやコルを受け取ることができる。
あらすじ
ゲーム開発者、茅場晶彦によりデスゲームと化したSAO。生き延びるために始まりの街から出て探索を始めるが
まったくの初心者だった主人公は第1層の猪型モンスター相手に苦戦してしまう。
その様子を見ていた女性プレイヤー、エリスに助けられ直後にもう一人の仲間となるノエルという2人の女性プレイヤーと出会い、
パーティーで再び探索に出た3人の前に第1層に現れない強力なモンスター、デュラハンが立ちはだかる。
デュラハンとのあまりのレベル差に歯が立たず、苦戦を強いられる主人公達。
その窮地を救ったのは黒いコートをまとった一人の剣士だった。
登場人物
主人公
このゲームでプレイヤーが操ることができる攻略組の男性プレイヤーと女性プレイヤーを指す。
ゲーム開始前にまずどちらかを選択することになる。
男性を選んだ場合なら髪型はショート、髪の色はダークブラウン、瞳も同じ色に近い。
小顔で女の子のような中性的な顔をしている。
女性を選んだ場合、髪型はセミロングで肩にかかる長さ、髪の色はカデットブルー、瞳はライトグリーン。
初期装備はアニメ1話に登場したデザインのものになる。
2012年に行われていたゲームのβテスト時には主人公のビジュアルが存在しなかったが、
2013年正式サービス開始に伴い追加された。
アバター自体をカスタムすることができる要素があり、武器、シールド、頭、上半身 下半身 足、の全6箇所を変更可能で選んだ装備がアバターの外見に反映される。
男性の場合、プレイヤーが好きなカラーはイエロー、女性の場合はピンク。初期装備、水着もそれぞれのカラーとなっている。
ゲーム初心者であり戦闘技術は未熟で第1層のイノシシ型モンスターに苦戦してたところをエリスに助けられこの世界のことを学んでいくことになった。
第1層でエリス、ノエルと共にデュラハン相手に戦い、全滅の危機に瀕するもキリトに助けられ難を逃れている。
キリトに助けられて以降、攻略組へ参加しており戦闘での力をつけていった。
またプレイヤーの困っている事には力を貸し、解決していったことで次々と仲間が増えていくことになる。
エクレールが仲間になった頃には攻略組の中でもかなり有名なプレイヤーなっていた。
ヒロイン達から好意を向けられているが、鈍感で気づいてくれないと嘆かれている。
2016年4月現在の主人公パーティーは、主人公+各階層で仲間になった女性プレイヤー13人の合計14人という構成。
高層で偶然受けたクエストが切っ掛けとなりリリエラとの因縁が始まる。
第100層攻略戦ではキリト達とともに攻略戦に参加、立ちふさがるラスボスのリリエラを倒し彼女から片手剣エンドカオス・オーレオールを譲り受けている。
ヒースクリフ戦ではキリトとともに奮戦、連携攻撃でヒースクリフに止めを刺しアインクラッド第100層攻略に成功した。
ゲームクリア後は夕焼けの中アインクラッドが崩れ去る姿を目撃し、キリトたちやエリスたちからゲームクリアの祝福を受けている。
ゲームオリジナルキャラクター
ここでは主人公(=プレイヤー)と共にアインクラッドの最上階を目指す仲間となる
ゲームオリジナルキャラクターを紹介する。
仲間になるキャラクターはランダムで宿屋の看板娘のアニーや紹介人のアオイに
アイテムの集いの書等で手配を依頼することで主人公の仲間になってくれる。
最大で13人を選んで自分のパーティーに加えることが可能。
それぞれキャラクターコストの合計が定められたコスト枠内なら戦闘に参加する
5人を自由に組み合わせる事ができる。
これらのゲームオリジナルキャラクターは継承というシステムを使うことで残すのキャラクターをベースに掛け合わせて強化していくことができるシステムになっている。
- エリス
このゲームの”自称”ナビゲーターをして活躍しているオレンジ色の髪のポニーテールの女性剣士。
武器は片手剣。ゲーム初心者だった主人公を第1層で助けて以降、主人公の冒険をサポートし共に攻略組の一員として上層攻略を行っていく。
第1層で偶然遭遇したデュラハンとの戦闘ではキリトに助けられ難を逃れている。
ゲーム歴は長く、他のMMORPGをやっていたことがありSAOでの順応も早かった。
主人公パーティー内でもかなりの実力者で仲間として参入してきた女性プレイヤーを
次々とスパルタ修行で鍛え上げ攻略組として参加できるまでにしている。
雑貨屋の店主リーナが言うには、別ゲームで知り合った当初は自分のことを”灼熱の旋風”と呼ぶなど厨二病全開の少女(黒歴史)だったことが判明している。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、リリエラ相手に激戦を繰り広げ勝利した。
またリリエラの本当の正体についてほぼ完ぺきに気付いていたのもエリスだけだった。
クリア後は主人公のナビゲーターになれて良かったと号泣きし最後の別れ際に主人公に第100層攻略の祝福の言葉を送っている。
別のソーシャルゲーム、コードレジスタにもSAOの姿で登場している。
- ノエル
2番目に仲間になる女性プレイヤーで髪型は水色の髪でポニーテール。
第1層で主人公とエリスの会話中にいたずらで驚かしてきた際に知り合った。
ノエルのポニーテールは姿を見掛け憧れていたエリスの髪型を真似たものでエリスと一緒に冒険したかったのが本音。
背が高く主人公たちのように年上とみられがちだが実際はエヴェイユやベティ達と同じカーラの言うちびっこ組である。
武器は真紅のハルバートを使用する。第1層ではデュラハンに遭遇した際にキリトに助けられ難を逃れている。
悪戯好きで主人公パーティー全員にちょっかいを出しては楽しんでおり、毎年4月1日になると主人公パーティーに必ず彼女のいたずらの犠牲者が発生する。
VRMMORPGはSAOが初めてで戦闘面では不安だったが、エリスのスパルタ修行によって攻略組として戦えるまでに成長した。
特にエリスの戦闘技術、こうやれば絶対負けないというPvP戦術を教え込んだため高層ではリリエラ相手でもソロで優位に戦えている。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、リリエラ戦ではエリスに教えられた対人型モンスターへの戦闘技術を生かして戦い抜いた。
主人公との別れ際、夕焼けの中アインクラッドが崩れ去る姿を一緒に目撃し最後に第100層攻略の祝福の言葉を送っている。
- カーラ(CV:もものはるな)※SAOエンドワールドでは声を聴くことはできない。
主人公パーティーに仲間として入ってくる女性プレイヤーで髪型は紫色の髪のツインテール。
武器は紫色の片手剣で衣装も紫色にまとめている。
お嬢様育ちで上から目線のツンデレ娘。
デュエルを行い自分に見合う力を持つプレイヤーを探していた所で主人公と出会うことになる。
実力を試すためにエリスに立ち向かったがコテンパンにされてカーラもスパルタ修行の対象者となった。
低層から共に戦ってきたベティと仲が良く、高層にたどり着いた際ベティから支え続けてくれた感謝の気持ちを告げられている。
リアルでは祖父から武道を学んでおり身体能力も高く、リーファとはいい勝負を繰り広げていた。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、エクレールとコンビを組んで奮戦した。
別のソーシャルゲーム、コードレジスタにもSAOの姿で登場している。
- ベティ
主人公パーティーに加入した女性プレイヤーでブロンドに赤いカチューシャ、
手には黒猫の印がついた金色のハンマーを装備する。
こちらもカーラと同じくリアルはお嬢様で当初はいつかゲームをクリアするだろう程度の考えしか持っていなかったが
主人公たちと出会ってからは心も成長し攻略組の一員として活躍している。
このベティの心の成長にはカーラが付き添い後押ししてきた事が繋がっている。
茶会を開くのが大好きでノエル、エヴェイユ、ルチア、シャサール、プリエルと一緒に集まることが多い。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦している。
- アネット(CV:佐藤奏美)※SAOエンドワールドでは声を聴くことはできない。
主人公パーティーに加入した女性プレイヤーでのちに出会うことになるルチアの姉。
容姿は赤と黄のオッドアイ、腰ほどある銀髪に青いリボンをつけており、衣装も青と白でまとめている。
武器は金色の細剣。朝に弱く夜になると強くなり戦いたくなるという少々変わった体質の持ち主。
不幸を自ら呼び込んでいると内向的だったが、主人公たちとの冒険の中で考えを改めていく。
考えを改めて以降は明るく前向きな性格となり、不幸を理由にすることは無くなった。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、リリエラ相手に妹のルチアと奮戦した。
戦闘中、リリエラに止めを刺されそうになるも主人公によって助けられ窮地を脱している。
主人公との別れ際、夕焼けの中アインクラッドが崩れ去る姿を一緒に目撃し最後に第100層攻略の祝福の言葉を送っている。
別のソーシャルゲーム、コードレジスタにも登場しており、SAOとALOとGGOの姿で登場している。
ALOではケットシーの種族を選択。
また人気投票においてゲームオリジナルキャラクター1位を獲得した。
- エヴェイユ
第77層攻略中に主人公パーティーに加入した女性プレイヤー。
容姿はピンクの髪に、ゴスロリチックな衣装。
言動からしてかなり幼く主人公の事をお兄ちゃん、お姉ちゃんと呼び慕ってくる。
武器は大型のとげ付きメイス。これはエリスがエヴェイユを鍛えた際、戦闘パターンを見抜いて
この武器のほうがあっていると判断したため。
筋力ゲージを極端に上げているため、簡単に振り回せる。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、ベティとともにコンビを組んで戦い抜いた。
- リラ
第84層攻略中に出会った女性プレイヤー。
見てて危なっかしいというノエルからの提案で主人公パーティーに加入した。
容姿はライトグリーンの髪に踊り子の服装で武器は三又に分かれたメイス。
普段から踊ることが好きで、おっとりした性格。
戦闘の際は敵の攻撃を華麗なステップで受け流すスタイルで戦う。
- ルチア
第86層攻略中に主人公パーティーに加入した女性プレイヤーでアネットの妹。
姉と同じ銀髪に白系の鎧、武器は龍槍ゲイボルグというハルバードタイプ。
リアルの学校ではクラス委員長を務めていたらしく性格は真面目で世話焼き。
姉のアネット、幼馴染のシャサールと共にゲームをプレイ中この世界に閉じ込められた。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、姉のアネットを支えている。
- シャサール
第88層攻略中に主人公パーティーに加入した女性プレイヤーでルチアの幼馴染。
ルチアからは”シャサ”と呼ばれている。容姿は赤い髪に短めのサイドポニーテール。
主人公の話をルチアから聞き、自身も興味を持ちパーティー入りを志願する。
突撃バカ(ルチアいわく諸突猛進)で真紅のナイフを武器に相手の懐に飛び込んで戦うというスタイルを好む。
- エクレール
第90層攻略中に主人公パーティーに加入したソロの女性プレイヤー。
ブロンドの髪にワインレッドカラーの装備で統一しており、武器は直剣で左手に盾を装備している。
かなり有名になっているのか攻略組の主人公の事を知っており、
自分と肩を並べる実力があるプレイヤーか判断するために、デュエルでの勝負を挑んでくる。
強気な性格に加え第90層でも多数のモンスターを相手にソロで戦える実力者。
当初は主人公パーティーの中でも一人だけ馴染まなかったが、性格が似ているカ―ラと一番仲良くなっている。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、カーラとコンビを組んで戦った。
- フブキ
第91層攻略中に主人公パーティーに加入したソロの女性プレイヤー。
髪型はポニーテールで鎧武者姿。武器は刀で鍔部分がグリップを守るようにデザインされている。
自分の事を”拙者”といい古風なしゃべり方をする。
攻略組の一員として階層攻略戦の参戦を検討しており、主人公の剣術を教わろうとデュエルでの勝負を挑んでくる。
主人公と一緒にいたアネットはフブキの事を”吹雪みたいに猛烈な人”と評した。
リリエラの件で主人公たちがピンチの際、ティールとともに助っ人に来てくれている。
- プリエル
第92層攻略中に主人公パーティーに加入した女性プレイヤー。
髪型は黒髪のロングで腰まである長さ。ピンクとイエローのラインでまとめられた
聖職者風の衣装をまとっている。武器は十字架型のメイスで前衛、後衛のどちらでも戦える。
エヴェイユからの紹介で仲間に加わることになった。
攻略をしていない時は教会でお祈りを行っており、
その際にフィールドに出れない幼い子供たちの遊び相手をして過ごしている。
- ミシェル
第94層攻略中に主人公パーティーに加入した女性プレイヤー。
髪型はショートで色はグレー、カチューシャと水色の羽飾りをつけている。
装備はグリーン系にイエローのラインでまとめており武器は魔法使いの杖のような形をしたメイス。
以前からリーナの雑貨屋で働いている際、エリスや主人公達を見かけており
階層攻略戦で戦えるように鍛えてほしいという願いを聞き入れることになった。
- ティール
細剣使いの女性プレイヤー。
赤い瞳で肩ほどの金髪に装備の赤いマントが目を引く。
高層になって主人公パーティーたちメンバーと冒険することが多くなった。
主人公たちがピンチの際にも助っ人に来てくれている。
- アオイ
主人公に冒険の仲間を紹介してくれる男性プレイヤー。
主人公の事を子猫ちゃんと呼ぶ。
仲間としてやってくるキャラクターのレア度の高いのも特徴。
- アニー
宿屋「冒険の宿」で働く宿屋の看板娘で猫耳を模したようなカチューシャをかけたメイド姿の女性プレイヤー。
アオイに仲間の手配を依頼した時と違う仲間がやってくる
- レッグス
鍛冶屋を営んでいる男性プレイヤー。
鍛冶の原石や強化のオーブで装備を作ったり強化してくれる。
- リーナ
雑貨屋を営む女性プレイヤー。
プレイヤーの所持アイテムを交換してくれる。
手伝いとしてミシェルも店に来ているほか、主人公たちの打ち上げの会場になったりしている。
エリスとはSAO以前に別のゲームで知り合った。
別のMMORPG時代に世話になったことがあるのかエリスはリーナに頭が上がらないらしい。
また第95層で圏内が消滅したことによりモンスターが町に侵入して来た際、リーナがモンスター相手に戦闘し、かなり強いプレイヤーであることが判明している。
- フォールン・リリエラ
SAOエンドワールドの主人公パーティーの活躍を描く主要ストーリー、「黒天のララバイ」に登場するNPCの堕天使型モンスター。
リリエラには他のモンスターと違いアニメ風の立ち絵がある。漆黒の肌にオッドアイでピンクの髪の女性の姿をしており、背中には羽を生やし頭部に天使の輪を備える。
登場するごとにリリエラの服装や装備と姿が更新されていく。主人公たちのことを”~の子羊”と呼ぶのが癖。
ユイやストレア同様の高度なAIを持っているのか、主人公たちと普通に喋り、紅茶を飲んだりすることもできる。
主人公パーティーが知らずに受けた大型クエストがきっかけでリリエラが主人公パーティーのメンバーだけを狙うようになり、
以後階層をまたいで行く先々に現れるようになる。細剣を使った戦闘がメインだが状況に応じてスケルトン系モンスターを尖兵として召喚することもある。
また第100層攻略戦後、この世界が壊れてしまうのではないかという噂を恐れている。
シナリオ中盤サキュバスに貸していたという装備を拾い上げ、ゴスロリ風の衣装に代わっているほか、武器を漆黒の細剣でレイグレイスタイプに変更している。
- ルナティックダーク・リリエラ
エンドワールドのアインクラッド第99層には迷宮区があり、主人公パーティーとキリトたちが探索中に現れたリリエラ。
リリエラが装備している武器や装備が第98層の時から変わっており、キリトやアスナの動きを学習して身につけているなど強くなっている。
- リリエラ・ザ・カオスルミナス
第1層から第99層のすべての主街区に対してモンスターが一斉に侵攻する事件が発生し、第99層の主街区防衛戦中に現れたリリエラ。
防衛戦では低層をユリエールやシンカーたちが、中層は攻略ギルドと血盟騎士団、高層はリーファやシノン達ヒロインズが分担し第99層はキリト達と主人公パーティーが分かれて対応した。
モンスターの全階層主街区一斉侵攻はリリエラが仕組んだ計画では無いとの事。
またリリエラが装備している武器や装備が第99層の時から変わっており、武器は真紅と漆黒の刀身を持つ片手剣エンドカオス・オーレオール。
この剣は主人公が持っている破邪の剣と対になっている。
第100層にある紅玉宮のボス部屋前まで追撃し戦闘になったものの最後は逃げられてしまった。
今回はシリカとピナ(使い魔)の連携、シノンの射撃攻撃の知識を学習して身につけている。
第100層攻略戦ではヒースクリフと共に玉座で待ち構えておりラスボスとして登場。スケルトンたちを召喚して主人公パーティに最後の戦いを挑んでくる。
- リリエラ・ザ・ヘルブレイズ
第100層攻略戦最中に更にパワーアップした姿でリリエラの装備や姿が変わっている。
背後に月、星、太陽を現した黒色の魔法陣とおぼしきエフェクトが現れたほか背中の羽が増え10枚になり右側に生えている羽が燃えるような赤色に変わっているのも特徴。
さらに戦闘中パワーアップし最終形態では髪の毛が金髪に変化、オッドアイの色も変わり肌は人間と同じ肌色となり黒と赤のアーマーは血盟騎士団の装備を思わせる白と赤へと変化する。
また背後の魔法陣エフェクトが金色に変化している。
リリエラの正体はヒースクリフ(茅場晶彦)が第100層攻略戦時にログインできない状況に陥った時のことを考えて作られたリカバリー用の第100層ボスモンスター。
ヒースクリフと同じくスペック数値も相応のものとなっておりログインしなかった場合リリエラが一人でプレイヤーの前に立ちはだかる事になる。
ユイやストレアと同じく何もできないまま第1層のころからプレイヤーたちを傍観し続け、第90層攻略戦後にこの世界の守護者として命を受け自身のアバターを得たという。
また高度のAIを持っているにもかかわらずストレアのようにプレイヤーたちと共存を選ぶことはなくシステム側に近い存在だったため最後までアインクラッドを守る意志を貫き戦う道を選ぶ。
激戦を繰り広げ最後はエリス、ノエル、アネット、主人公の連携攻撃を受け倒された。
光のエフェクトとなって消える直前、主人公の想いを貫きこの世界の守護者を破壊する剣として片手剣エンドカオス・オーレオールを譲り渡し、主人公のことが好きだったことを告白して完全に消滅した。
原作本編キャラクター
主人公(=プレイヤー)はキリトやアスナといった原作小説、アニメで登場したお馴染みのキャラクターたちも仲間にすることができる。
レア度の違いによってキャラクターによっては複数枚のキャラクターカードが存在する。
第1層で主人公、エリス、ノエルを助けた黒の剣士。
敵は第1層では出現しないような高レベルモンスター、デュラハンだった為、
キリトが助けに現れなければ主人公パーティーは壊滅し全員が死亡していたと思われる。
(出現はバグの可能性もあるがまったく不明)
以降、攻略組の一員となった主人公たちと共に上層攻略を目指していく。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
オリジナル装備は血盟騎士団時代の白いコートと黒のミッドナイトオブコートを
組み合わせたイメージのスターリットナイトコート。
リズと共に作り上げたリメインズハートも装備する。
第100層攻略戦ではアスナたちヒロインたちとともにヒースクリフと激戦を繰り広げた。
最後はリリエラを倒した主人公が援護に駆け付けと連携攻撃でヒースクリフを倒し勝利した。
血盟騎士団の副団長。
攻略組の一員となった主人公たちと共に上層攻略を目指していく。
第96層から血盟騎士団をまとめて率いており、攻略戦と各階層主街区のモンスター侵攻による防衛戦で指揮を執っている。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
装備が白系メインの装備だったのに対し、赤がメインで白いラインが入った装備
インペリアルルージュコートとなり、まるで反転したようなイメージを受ける。
武器は閃光剣バニッシングライナーという細剣。
第100層攻略戦ではキリトともに参加し、パートナーとして支え続けた。
第22層の森で倒れていた所をキリトとアスナに助けられた学習型AIを持つ少女。
キリトとアスナを両親のように慕っている。
第100層攻略戦後、キリトのナーブギアにデータは保存されることになった。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
キティコートというオレンジ色の衣装装備でキティドレスの上位版。
インフィニティ・モーメントやホロウ・フラグメントに登場したものとは異なるデザイン。
第100層攻略戦後、ピナはシリカのナーブギアにデータ保存されることになった。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
赤い衣装のルーセントスミストップで下は珍しくミニスカート仕様。
武器はシンマーブラルというメイス。
ギルド風林火山のリーダーの男性プレイヤー。
武者のような姿の装備で刀が武器。
第50層のアルゲードに店を開いていた商人。
攻略組としても参加する。武器は両手斧など。
ALOプレイ中にSAOへやってきた。
妖精のような姿をした女性プレイヤー。
装備はインフィニティ・モーメント登場時と同じもの。武器は直剣。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
VR医療中に巻き込まれ途中からSAOに参加することになった女性プレイヤー。
姿や装備はインフィニティ・モーメント登場時と同じもの。武器は弓。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
βテスト時代からいる情報屋の女性プレイヤー。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
大剣インヴァリアを使用する女性プレイヤー。
インフィニティ・モーメントにて初登場したヒロイン。
正体はSAOのメインシステム、カーディナルのメンタルヘルスカウンセリングプログラム試作2号、コードネームストレア。
第93層の階層ボス攻略戦直後から言動が怪しくなり、第97層ボス攻略戦ではキリト達の前に立ちはだかり
ホロウ・ストレアへと変貌したストレアと戦うことになる。
これはいままでのプレイヤーの負の感情の蓄積と第95層でヒースククリフが正体を明かしたことでプレイヤーたちの絶望が一気にストレアに負荷をかけたことがSAOエンドワールドにおけるストレアが暴走した原因となっている。
さらに今回ホロウ・ストレアは紫色のアーマーを赤色に変色したホロウ・ストレア第二形態ともいうべき姿も見られる。
最後はみんなの呼びかけで自我が戻り、ホロウ・ストレアから分離し自らとどめを刺した。
また新武装としてホロウ・ストレアの紫色のアーマーを模した手甲+クローのインヴァリアクローというものが登場している。
これはストレア専用の武器というわけではなく他のプレイヤーも左手で武装として使用できる。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
第97層攻略戦後、ユイと同じくキリトのナーブギアにデータは保存されることになった。
第71層攻略中にキリトが発見したホロウエリアで助けられた女性プレイヤー。
ホロウ・フラグメントにて初登場したヒロイン。
武器はソードブレイカー。
以降キリト達と共に攻略組の一員として活躍している。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
和装姿で深紅のソードブレイカーを装備。
ALOプレイ中にSAOへやってきた。
リーファと同じく妖精のような姿をしている。
ホロウ・フラグメントと異なり中層攻略中からの登場となる。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
本編未登場。
ロスト・ソングにて初登場したヒロイン。
レインのみイベントのストーリーに登場しておらず、主人公と出会っていない。
これはSAO版のレインのデザインが存在しない為と思われる。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
(ALO姿のキャラクターのカードは複数存在する)
ロスト・ソングにて初登場したヒロインで妖精のような姿をしている。
ALOプレイ中にSAOへやってきた。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
- スメラギ
ロスト・ソングにて初登場したウィンディーネの男性プレイヤーで妖精のような姿をしている。
セブンと同じくALOプレイ中にSAOへやってきた。
- ヒースクリフ
血盟騎士団の団長であり事件を起こした茅場晶彦本人。
第75層で正体を見破る展開が起こらず、第95層でキリトに”本当の正体”を見抜かれその後は、姿をくらましている。
この事件が今回のストレアの暴走の原因となっている。
これによりアインクラッド内の圏内が完全に消滅し、第1層から第98層の町にはモンスターが侵入するようになり
プレイヤー達はより過酷な環境に置かれることになった。
特に第1層はじまりの街では町の中央にある黒鉄宮ダンジョンからモンスターが現れるため、
低レベルプレイヤーや戦えない子供を守るため血盟騎士団や攻略組が中心となって主街区内で黒鉄宮に対し防衛戦を行うという事態に陥っている。
第100層攻略戦ではリリエラ・ザ・カオスルミナスと共に玉座で待ち構えておりラスボスとして登場。
キリトたちがヒースクリフの相手をし主人公たちがリリエラと戦闘を行っている。
また装備が原作やアニメと異なるエンドワールドのオリジナル装備姿で、インセインアーマー及び、インセインコンカラー、インセインルーラーの形状が変わり、白いラインやマントはすべて黒に染められている。
キリトはヒースクリフと激戦を繰り広げ、インセインコンカラーを破損させることに成功する。
その後、リリエラを倒した主人公がエンドカオス・オーレオールを手に駆けつけ、キリトとの連携攻撃で倒されソードアート・オンライン第100層クリアとなった。
- ???
アインクラッド編のエンディングに登場した謎の人物。
SAOがクリアされたことに気づきデータ回収を部下に命じた。
茅場のことを先輩と呼び、馬鹿にして見下したうえ自分が世界の王になると宣言している。
時間軸
アインクラッド編
ソードアートオンライン・エンドワールドは原作本編や他のゲームと全く違う時間軸で独自のものとなっている。
そのため原作キャラクターの登場時期、関連シナリオが大幅に異なっている。
また各階層のフロアボスモンスターに関しても第1層や第75層は原作小説やアニメと同じだがそれ以外はゲームオリジナルとなっている。
エンドワールド編
作品解説
SAOの第100層攻略後の続編シナリオでソードアート・オンライン・エンドワールドというVRMMOがサービス開始された頃の物語。
新章開始は2016年11月8日(火曜日)となる。
あらすじ
キリトと主人公の活躍によりソードアート・オンラインは無事クリアされプレイヤーたちはリアルへと帰還を果たした。
それから約4ヶ月後がたち世間からSAO事件が忘れ去られようとしていた頃、ネット上で話題になり始めた謎のVRMMOがあった。
その新たなVRMMOの名前はSwordArtOnlineENDWORLD通称SAOEW(-ソード・アートオンライン・エンドワールド-)。
SAOの世界を安全に体験できるというVRMMOとして生まれたのだが、掲示板にある奇妙な噂が書き込まれる。
赤い鎧を纏った聖騎士風のプレイヤーを見たというその真実を確かめるため主人公はゲームにログインすることを決意する。
登場人物
主人公
ソードアート・オンラインをクリアに導いた元SAOサバイバーの1人。
アインクラッド編ではキリトと共に最強の双刃と呼ばれているプレイヤー。
リアルでは年齢も学生であるかすら不明。キリトやアスナ、ノエルと同じ学校に通ってはいない。
SAO事件から約4ヶ月後エリス、ノエルとリアルで再会した際SAOEWの妙な噂を耳にし3人でゲームの調査をするためにログインすることになった。
ゲームオリジナルキャラクター
ここでは主人公(=プレイヤー)と共にクエスト攻略を目指す仲間や敵対するNPCとして登場するゲームオリジナルキャラクターを紹介する。
- エリス
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでの外見はSAOと同じオレンジ色でポニーテールにしている。瞳の色は黄色。
SAO事件から約4ヶ月後主人公、ノエルとリアルで再会している。
ノエルから学校で元主人公パーティーのヒロインたちと会ったことを聞き無事なことを確認した。
ヒロインたちの中でエリスだけ学生(高校生)ではない様子。
- ノエル
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでの外見は黒髪でポニーテールにしている。瞳の色は茶色。
リアルでは学生で原作小説で登場した政府の指定である西東京市に設置された高等専修学校に通っている。
また、ノエルは帰還後ALOにログインして遊んでいるらしい。選択した種族は今のところ不明。
- カーラ
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
リアルでの外見は黒髪でポニーテールにしている。
- ベティ
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生だがノエルと同じ学校に通っていない。
ノエルの想像では良家のお嬢様だから同じ政府指定の学校に来ないのではないかとのこと。
- アネット
主人公と同じくSAOサバイバーでルチアの姉。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
リアルでの外見はSAOのときと同じく銀髪でこれは家系に外国人の血が混ざっているから。
- エヴェイユ
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生だがノエルと同じ学校に通っていない。
ノエルの想像ではベティと同じく良家のお嬢様だから同じ政府指定の学校に来ないのではないかとのこと。
- リラ
本編未登場。
SAOクリア後の動向は不明。
- ルチア
主人公と同じくSAOサバイバーでアネットの妹。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
リアルでの外見はSAOのときと同じく銀髪。理由はアネットと同じ。
- シャサール
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
- エクレール
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
カーラと再会してすぐに喧嘩していたらしいが仲は良いようである。
- フブキ
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
- プリエル
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
- ミシェル
本編未登場。
SAOクリア後の動向は不明。
- ティール
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
時間軸
エンドワールド編
SAO事件から4ヶ月後、ソードアートオンライン・エンドワールドと呼ばれるゲームサービスがパンドラという組織によって開始された頃の物語。
帰還したサバイバーのヒロインたちはキリトたちと同じ学校に通っていることが語れている。
SAOEWはSAOの世界を再現しアインクラッドは同じく空中に浮遊しておりプレイヤーは人間で、妖精のように空を飛ぶことはできない。
また、大きな違いとしてはじまりの街は地上にありソードアート・オリジンのアイングラウンドと同じような様子となっているほか、ALOにあった世界樹が存在していることが挙げられる。
他にも本家ALOではアインクラッドが存在しないため、SAOを遊べるのはSAOEWのみとなっている。