注意
キャラクターの性質上、本記事はその大部分がネタバレで構成されています。
ネタバレ以降の節の閲覧は自己責任でお願いします。
CV:悠木碧
概要
ALOにおいて「絶剣(ぜっけん)」と呼ばれ圧倒的な強さを誇るプレイヤーで、二刀を使わなかったとはいえキリトを2度倒した唯一の人物。
ギルド「スリーピング・ナイツ」のリーダーを務めている。
種族はインプで、使用武器は黒曜石の刃を持つ極細の片手直剣。
その圧倒的強さから、アスナらにSAO生還者ではと疑問を持たれたほど。
自身が作ったOSSを賭けて辻デュエルをしていた際、キリトを破ったことに興味を持って対戦を挑んできたアスナと出会い、その強さを見込んでギルド1パーティのみによる新生アインクラッドの攻略という無謀なチャレンジへの助力を依頼する。
本編主要人物中唯一のアスカ・エンパイア経験者(第22巻現在)。
短編「Sisters' Prayer」(アニメ2期DVD/BD第9巻限定版特典小説、第22巻収録)にてその様子が描かれている。
関連イラスト
関連タグ
舞台設定 | 各VRマシン SAO ALO GGO オーディナル・スケール アンダーワールド アスカ・エンパイア シルラ・エンパイア ユナイタル・リング SA:O SGP ラビリンス・オンライン ギンヌンガガプ レジスタ学園 ポップスター・オンライン Unknown SAOEW |
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主人公 | キリト アスナ |
ヒロイン | ユイ シリカ リズベット リーファ シノン アリス ユウキ サチ |
キリトの仲間たち | ユージオ クライン エギル |
原作主要人物 | アルゴ キバオウ エイジ ユナ ロニエ ティーゼ 菊岡誠二郎 |
敵役 | PoH 茅場晶彦 須郷伸之 死銃 重村徹大 アドミニストレータ ガブリエル |
ゲーム主要人物 | ストレア フィリア アルベリヒ レイン セブン スメラギ プレミア ティア ゼロ ジェネシス レイ クレハ ツェリスカ デイジー イツキ リエーブル ペルソナ・ヴァベル |
アプリ主要人物 | 主人公 シャム グラネル ユイ(CR) ピクス ヴァフス オーディン メイズ コハル アリアンロッド マコト セック エリス ノエル アネット リリエラ パンドラ ハルカ エリシュカ |
その他主要人物 | ルクス レン ナユタ ミスト リコ |
イラスト関連 | abec 猫猫猫 黒星紅白 ぎん太 |
評価タグ(イラスト) | SAO100users入り→SAO500users入り→SAO1000users入り→SAO5000users入り→SAO10000users入り |
評価タグ(小説) | SAO小説10users入り→SAO小説30users入り→SAO小説50users入り→SAO小説100users入り→SAO小説200users入り→SAO小説500users入り→SAO小説1000users入り |
タグ一覧 | ソードアート・オンラインの登場人物一覧 ソードアート・オンラインのカップリング一覧 |
ネタバレ
以下、彼女に関する重大なネタバレとなります! |
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実は末期のAIDS患者でギルド自体も難病で余命僅かなVRMMOユーザーのみで構成され、自身は亡き姉からリーダーを引き継いでいる。
上記のボス攻略戦もスリーピング・ナイツの最後の思い出作りが目的である。
ボス攻略を果たした後、アスナに姉の面影を重ねていることに気付きALOから一旦姿を消した。
その後、病院を訪ねてきた明日奈に「学校に行きたい」という願いを吐露し、和人らが作った視聴覚双方向通信プローブを利用して明日奈と共に学校へと通う。
ALOに戻った後は新生アインクラッドのいくつかの層の攻略に貢献。特に28層のフロアボスは、バーベキューパーティの二次会がてらサクヤやユージーンといったALOの有力者含む豪華メンバーによりノリと勢いでボッコボコにされてしまった。合掌。
統一デュエル・トーナメントでは決勝戦で再びキリトを破り優勝、勇名はALOの外にも響くこととなる。
他にもSAO世界の創造主のような人と遭遇したり、リアルではプローブを通じて明日奈たちと京都旅行を楽しんだりもした。
「ボク、頑張って生きた。ここで、生きたよ」
2026年3月末、容体が急変。
それを聞き、駆けつけたアスナに最後の贈り物として自身が編み出した11連撃のOSS「マザーズ・ロザリオ」を託したあと遂に力尽き、最期はスリーピング・ナイツや彼女と接した多くのプレイヤーに看守られながら、アスナの腕の中で静かに息を引き取った。
彼女が最後に駆け抜けた3ヶ月間はアスナだけでなく、生きる希望を半ば捨てていた「スリーピング・ナイツ」の面々にも大きな影響を与え、解散を撤回し新リーダーのシウネーのもと存続している。
リアル
リアルでは15歳の少女。2011年5月23日生まれ、2026年3月29日没。
出生時に輸血用血液製剤からHIVに感染し、約15年間闘病を続けてきた。
両親と双子の姉の藍子(仮想空間内でのアバター名はラン)はAIDSによりすでに他界しており、天涯孤独の身。
小学生の頃は薬の服用を続けながら通学し、常にトップクラスの成績を維持し続けたが、HIVキャリアであることがリークされ転校を余儀なくされた。
その後AIDSの発症により入院、ナーヴギアを医療用に転用したメディキュボイドの最初の被験者になり、以来3年間のほとんどを仮想世界で過ごしてきた。
その後
原作では他の散っていった者達同様、当人が再登場することはない。
しかしオーディナル・スケール、およびアリシゼーション編の重要局面にて「マザーズ・ロザリオ」発動の際に彼女の幻影がその姿を見せている。
それがただの演出であるのか、VR上で本当に現出していたのかは読者の想像におまかせと言ったところだろう。
アスカ・エンパイア
短編エピソード「Sisters’Prayer」が初出となる姿。
ユウキのアスカ・エンパイアでの上級職の侍の衣装。
VRホスピス「セリーン・ガーデン」で出会ったメリダに誘われ、姉のランと共にゲームを始めることになった。
ユウキは初期職業から剣士を選択、レベルアップすることで上級職の侍になった。
また上級職の忍者であるメリダとの決闘時はこの姿だった。
ゲーム版
上記の通り「sister's prayer」にてメディキュボイドをめぐる姉とのやり取りが描かれ、設定が矛盾スレスレの状況に陥っているが、これはアニメ第2期はゲーム時間軸でのユウキ初登場であるHF発売後に初放映されたため。
彼女の使用目的や使用時期を考えれば決定的な齟齬は出ていないので試作機の追加製造など、逆に言い訳を考えたくなるところだが、フェイタル・バレット時点でも全く言及が入っていないあたりやはり相当厳しいのだろうか。
原作ではALOと(一応AE)の姿しかなかったため、オリジナル衣装の数は原作キャラクター最多。
pixivではGGOのものが多めである。
ホロウ・フラグメント
クリア後の隠しボスとして登場。
原作一巻でキリトとアスナが最後の時を過ごした黄昏の空で、全盛期のキリトと夢の対決が行われる。
勝利すると2周目から仲間として使用可能になるが所謂おまけ要素のため、ストーリー上はいない扱いとなっている。
そのため容姿は原作のALOのままとなっている。
ロスト・ソング
本作より本格参戦。アスナとの力試しの後、キリト一行に合流することとなる。
マザーズ・ロザリオのイベントも大幅に繰り上げられ、以後キリトたちと共に数々の冒険、そして時にはゲームであっても遊びではない戦いを繰り広げていく。
原作では固有名称がなかった彼女の直剣には「マクアフィテル」の名が付けられた。
今作ではキリトの女性関係に釘を刺すなど、ハーレム的に一歩ひいた立ち位置を確保している。
目玉であるマザーズ・ロザリオのイベントではギルドの名を残す手段として、MMOトゥモローにおけるある高難易度の攻略成功者を記事にする企画へと挑戦。
キリトもボス討伐に加わり、クライン以外の仲間たちもオールスターで足止めを買って出るなど、原作よりも派手な展開となっている。
なお新生アインクラッド(黒鉄宮の碑文)はIF展開の影響で存在していない可能性もある。
そしてボス討伐の後に自身の余命が3ヶ月であることを明かし、キリトとの対話やアスナとの剣による語り合いを経て彼女にマザーズ・ロザリオを託したのだった。
…が、なんと彼女の病状はその後一転して快方へと向かい、未来へ一筋の希望を残す結末となった。
彼女に本当の奇跡が訪れるのか、今はまだ不明である。
ゲーム上では何故か闇魔法使いとして大活躍。
(ゲームクリア前は)闇属性最上位魔法アビス・ディメンジョンを修得する唯一の人材なのだが、これがラスボスの弱点の上に対人戦で凶悪な性能であったため、エクスキャリバー乱獲にPvPのバランス破壊と猛威を振るった。
「絶剣」の名の通り、白兵戦も全く問題ないため、本作の最強候補の一人になっている。
やはり命を燃やす病人は強いのか。
クリア後には最上級魔法を全て修得するセブンが加入するが、こちらは完全に後衛キャラで、魔法強化スキルも別の属性のため、ユウキに軍配が上がる。
オリジナル衣装は用意されていないものの、彼女にとっては初回特典のDLCこそが最高の装備なのかも知れない。
ホロウ・リアリゼーション
見事存命し、新デザインで本作にも参戦。
同じ片手剣使いのリーファ共々、初期はアタッカー。
だが盾をプレゼントすることで《神聖剣》に相当するEXスキル《聖印の十字剣》を100%使いこなすことが出来るようになる。
《SA:O》にはOSSが存在しないため、マザーズ・ロザリオはおあずけなのが残念。
体調の方に不調な様子は見られず、ストレアなどと共に「部活」を楽しむ姿を見せてくれる。
フェイタル・バレット
GGO初参戦。衣装はいつもの黒と紫に赤いキュロットを合わせたナウティーキュロット。
はしゃぎ過ぎかバトルのことばっかり考えており、突出しがちでアスナに注意されることも。
今回はキリトとたまにいい感じになったりならなかったりする。
武装は光剣「ムラマサF9」系と3点バーストのハンドガン「HGBST3」系を使用。
キリトと同じ光剣&ハンドガンだが、ガン&ソードスタイルはなし。
ヒーローバトルではバフ・デバフを駆使しつつ光剣で敵チームをキルするのが主体となるだろう。
HPはリーファに次ぐ低さ、防御力もかなり低めなので被弾には注意。
既にHRの時点で2026年に入っており、刻一刻と原作におけるあの春の日が近づいてきているが
果たしてこちらの世界線の彼女は生きて新学期を迎えることができるのだろうか…?
アリシゼーション・リコリス
本作は日付が人界歴表記なので時系列がはっきりしないが、アスナとアリスの会話から生存していることは判明している。
原作と時期が同じなら6月になるが果たして。
ラスト・リコレクション
「もしかして、ボクのこと待ってた?」
フェイタル・バレット以来の参戦となる本作では、リズ、シリカに続いてゲーム世界線オリジナルスーパーアカウント「剣神グラディア」としてキービジュアルの一角を飾るまでになる。
「彼女もまた悲劇の運命を乗り越えたのかもしれない」と紹介されており、予後は良好なのかもしれない。
アンダーワールドの女神としての固有能力は「無制限切断」。携えた神器「ソロウ・トライアンフ」の攻撃は対象の素材や優先度を無視して全てを一撃で切断することができる。本人が「この戦に敗北はあり得ない」と豪語するだけのことはある。
千年の黄昏
サブイベントにて四埜宮謡が通院していた病院に最近までメデュキュボイドを使用していた患者の話があり、ユウキも希望を抱いて生きようと決意する
これが彼女なのか別の患者かは不明。
メモリー・デフラグ
ARゲームのオーディナル・スケールでの衣装。
外見はALOのユウキそのもの。ただしエルフ耳ではなく普通の人間の耳になっている。
衣装はアスナの物の色違い版でニーソのみオリジナルデザインになっている。またユウキの使用する片手剣はファントム・ロザリオ。
インテグラル・ファクター
新たなタイトルバックにて、HFの際には叶わなかったSAO衣装のユウキが確認できる。
外部出演
電撃文庫FIGHTING CLIMAX IGNITION
外部参戦作。
2015年12月17日発売の家庭用に期間限定ながら無料配信される。
モンスターストライク
SAOとのコラボとして降臨クエストのボスキャラとして登場した。
また最初からではなくてコラボ期間途中からの登場であった(降臨前は、原作での圧倒的な強さから超究極で降臨するのではないかと言われていた。が、このコラボの少し前で、最も危険な男がプレイヤーにトラウマを植え付けたからなのか、通常降臨となった)。
降臨キャラとしては優秀な性能を誇っており、"マインスイーパー"と"アンチダメージウォール"のWアビリティでなかなかのギミック対応力を持っている。
友情コンボは"次元斬"でそこそこの雑魚処理能力も備えている。
ストライクショットは原作同様の"マザーズロザリオ"で、自身のスピードアップ後に強力な攻撃を放つ仕様となっている。
ちなみにストライクショットは、電撃文庫25周年コラボで(このコラボに先んじて)登場したアスナ&キリトにも採用されている。
降臨クエストの内容は、"ダメージウォール"と"ヒーリングウォール"がメインギミックで、一部雑魚を倒すと"加速床"が発動する。
また回復アイテムであるハートは出現しない仕様となっている。
クエストの難易度自体はさほど難しいものではないが、ボスが初ターンに必ず割合ダメージで攻撃してきて、こちらのHPを強制的に4にしてくるので注意が必要である。
コラボに対して力の入れように定評のあるアプリであるが、
- 降臨クエスト中のBGMは原作のものを使用している
- コラボクエスト内での回復アイテムが、原作にも出てきたポーションになる
- 直接攻撃した際のエフェクトがアニメでの攻撃エフェクトになる
- コラボキャラである"アスナ"または"アスナ&キリト"を自陣に入れていくと原作場面を意識した特殊なカットインが挿入される
などの演出が盛り込まれている。
ボス戦ではボスのHPがある程度減ると作中でも印象的な曲である"courage"が流れるという原作ファン感涙の仕様となっている。