ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ギャグ漫画の編集履歴

2016-11-17 10:09:51 バージョン

ギャグ漫画

ぎゃぐまんが

漫画のジャンルのひとつ。

概要

その名の通り、ギャグ要素を取り入れた漫画。キャラクターの言動や表現で読者を愉快にさせる漫画のこと。


初期の漫画は大体がギャグ(笑い)漫画であり、漫画=ギャグ漫画であった。

手塚治虫が漫画に悲劇性・ストーリー性を持ち込んでから、漫画というジャンルに多様性が生まれ、結果としてギャグ漫画は「マンガの一ジャンル」となる。

しかし、初期の漫画には落語のようなオチや、愉快な言葉、絵遊び等で笑いを取る方式が多かった。

そこに、ギャグの神様赤塚不二夫が、キャラクターを面白可笑しく動かし読者を笑わせるという現在広く知られたギャグ漫画の方式を確立させた。

赤塚作品ではキャラクターが現実には不可能なことを平然と行い、いわゆる漫画的表現を効果的に使うことが非常に多くなった。

例として顔芸鼻血が飛び出るなどの表現がある。

LINEスタンプだーーーー!!!!!ほんまゆるゆり最ッ高やわ!ちとせぇぇぇーーーーーっ!!!


この潮流を更に過激に、突き詰めたのが永井豪であり、下ネタの多用、エログロ要素を笑いと化し、もとより漫画は何でもありの表現ではあったが、特にギャグ漫画に於いてはあらゆる要素が肯定され始める。(説明なしに死んだキャラが生き返る、前回の話が無かった事になる、バナナチンコ等々)

また、表現以外にもギャグ漫画において許されるものにサザエさん時空がある。

(ストーリー漫画でこれを行うと作中時間と現実の経過時間があまりにも乖離している場合、大抵ツッコミどころになるが、ギャグ漫画に於いては突っ込むのは野暮となる)

1つのバトルに何ヶ月もかかっているような漫画であっても、笑いを狙っていない場合はギャグ漫画じゃない。


ギャグ漫画の特徴

まぁ、ぶっちゃけ、なんでもアリなのがギャグ漫画の良さではある。

学校や日常が舞台

4コマ作品もコマ割り作品もある。

最近は主に萌えキャラ萌え絵中高生など)が主人公の漫画が多い。

(それ故、公式二次創作では百合ネタ、BLネタに発展しやすいのも特徴)。

連載の都合上、サザエさん時空である作品が多い。

しかし一部の漫画は、コミックの途中の巻までサザエさん方式で、4月の区切りの良い時にキャラクターを進級させる種類もある。(ex.「らき☆すた」)

日常系も参照。

日常系から始まったはずなのに、全然非日常的になってしまった作品(ex.「となりの関くん」)や

そもそもの日常の前提がおかしい作品(ex.「超能力者斉木楠雄のΨ難」)もある。


有名作品を題材としたパロディ作品

命や環境といった重い題材を取り上げた作品に多い。

作品の舞台裏を描いたり、感動の名シーンを台無しにしたり、パロディの手法は多岐にわたる。

パロディに際して、原作とは異なる形式をとる作品も多い。(原作はコマ割り、パロディは4コマ形式など)

ネタとしてパロディを用いるのは、ちょっと意味合いが異なる。

なぁ~んてうっそぴょーん!【フリープロフ絵】彗星ヒヨコ目ェ覚まさんかいっ!!!


超回復

ありえない出血量であっても、街が破壊されても、1コマ変われば回復する。

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪

普通のバトル漫画ではこうはいかない。


その他

  • ギャグ漫画に4コマ形式をとる作品は多い。
    • 起承転結により成り立つ形式であるため、結果として「結」でオチをつけることが可能なギャグ漫画に多く採用されている。

詳しくは4コマを参照。


近頃ではギャグが中心軸じゃないギャグを取り入れた漫画も多く、番外編のみがギャグ漫画の漫画もあり、笑いの種類が細分化している。


関連タグ

ギャグ 漫画 4コマ


関連リンク

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました