ラブライカ
らぶらいか
概要
ユニット名の由来は、新田美波が持つ愛と美の女神ヴィーナスのイメージから「LOVE」を、またロシア系ハーフのアナスタシアが天体観測を趣味としている事から、ソヴィエト時代にスプートニク2号で初めて宇宙へ行ったライカ犬から「LAIKA」を取り、合わせたもの。
新田美波、アナスタシアの両者はアニメ版『アイドルマスターシンデレラガールズ』第2話にて、他のシンデレラプロジェクトのメンバーと共に登場。日本語に不慣れなアナスタシアをメンバー最年長である美波が何かと手助けしており、2人で一緒にいるシーンが多く描かれている。ユニット名が判明するまでの間、この2人のカップリングタグとして「新田ーニャ」が使用されていた。
第4話のラストでこの2人が正式にユニットを組むことが決まり、ニュージェネレーションズと共にシンデレラプロジェクトのユニットデビュー第1弾のメンバーとなる。第6話にて初ライブとなるCD発売記念ミニライブに臨み、続く第7話ではデビュー直後ながらテレビ番組への出演が2つ決定しているなど、プロデューサーの尽力もあり順調にキャリアを積んでいる事が窺える。
デビュー曲は『Memories』。この曲は『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 02』として2015年3月18日に発売された。
CDに収録されている『マジックアワー』では『Memories』の宣伝として二回目のラジオ出演を果たしているが、二人が凄まじいまでのイチャイチャぶりを聞かせてくれるファン必聴の内容となっている。
第12話の合宿エピソードでは、美波の発案でユニット対抗競技大会を行うこととなり、人数合わせのため、ラブライカに神崎蘭子を加えた3人組のチームが組まれることになる。即席チームであるためにチームワークの面で苦戦するものの、他のプロジェクトメンバーから声援を受け、無事に3人は競技をやり抜くことができた。このエピソードで発揮された美波のリーダーシップがメンバー全員に支持され、美波は来るべきサマーフェスライブに向けて、シンデレラプロジェクトのリーダーに任命されることとなる。
しかしフェスの様子を描いた第13話では、本番前に美波が体調不良でダウンし、ラブライカがステージに立てるかどうかの瀬戸際となった。そこへ蘭子が美波の代役として立候補。蘭子とアナスタシアによるその日限りのユニット(通称ラブランコ)で『Memories』が披露され、別室の美波たちが見守る中、ライブは無事成功する。前話での合宿での関わりが一種の伏線となっていたと言えるだろう(このコンビは原作ゲームで行われた第2回シンデレラガール選抜総選挙で1位と2位を獲得した2人でもある)。ほどなくして美波も回復し、プロジェクトの全体曲に参加。感極まってか涙を流す彼女に、アナスタシアと蘭子が寄り添う様子も描かれた。
一期終了後も、『マジックアワー』にて二人でのお買い物デートについて話すなど、ラブラブぶりを見せつけていたが、本編ではアナスタシアがプロジェクトクローネへの参加を表明。当分の間はクローネでの活動とラブライカとしての活動を両立することとなる。
第21話ではそれに伴い、美波もソロ活動の開始を表明。秋フェスにはソロでの参加が決定するが、ラブライカ名義は外していない。
第22話の秋フェスでは、アナスタシアが新曲『Nebula_Sky』を、美波が『ヴィーナスシンドローム』を引っさげて登場。舞台裏では活動はバラバラでも、気持ちはつながっているところを見せた。
原作ゲームでの関わり
原作ゲームでは、アニメとは対照的にこの2人の絡みが(ドラマCDで少々触れられている以外では)ほとんど描かれておらず、アニメによって交友関係が掘り下げられたカップリングの一つとなっている。
その後、アニメから逆輸入する形で第10回アイドルLIVEロワイヤルに、スペシャルゲストLIVEのユニットとして登場した。この際、両者のカードはフライデーナイトフィーバーキャンペーンで提供されたSR+[ラブライカ]が使用されていたが、美波の[ラブライカ]はこの時点では未提供であった。
当初はゲームでのユニット名表記が「Love LAIKA」になっており、NO MAKEやサウンドブースにもこの表記で記載されていた(後にNO MAKEとサウンドブースは「LOVE LAIKA」表記に修正されている)。
2016年10月27日現在シンデレラガールズ劇場に二人がどちらも登場する回は存在しない。