サルゲッチュ3
さるげっちゅすりー
カケル達を含めてナマケモノになってしまった人々を取り戻す為に二人の主人公がおサルなテレビ番組を潰していくアクションゲーム。キャッチコピーは「ジャンガジャンガゲッチュしよう!」「ピポサルを捕まえて、おサルな番組をやめさせろ―!」リーズで始めて主人公が二人になっている。なお、ポケモンシリーズやサモンナイトシリーズの主人公のようにゲーム開始から主人公を一人選び(途中で変更出来ない)選ばれなかった主人公はアドバイスや後述のフライングタートルでサポートする。二人は後述のバケルギアによって本作の新システムである変身が使用できるほか、アニメ「サルゲッチュオンエア」にもゲスト出演する。さらにアンガールズ(当時大ブレイクしたお笑いコンビ)やメタルギアソリッド(当時のディレクターであった小島秀夫氏がサルゲッチュのファンだったことから)とのコラボもやっており、それぞれアンサールズ、メサルギアソリッドとして登場する。但し変身システムが強力すぎたせいか、難易度は前作よりも低い。
なお、ナンバリング作品は本作を最後に途絶しており、これ以降は外伝作品ばかりの発売となっている。
10年以上たった現在でもナンバリング作品が登場していない、異例中の異例である。
前作との変更点
- ガチャチップの上限が999枚から9999枚に上がった
- ガチャボックスが商店街に差し換え おみくじ等が無くなったかわりにビスケットや秘密の写真などが自由に選べるようになった(ただしガチャボックスに似たようなものにラッキーくじがある。)
- コレクション要素から4コママンガが無くなった。
- 新要素「変身」との兼ね合いでマジックパンチや前作で登場した新ガチャメカが未登場。続投しているガチャメカもメカヨンクはボディから寿司とティッシュペーパーがなくなり、パチンガーの爆裂玉と誘導玉のケースも存在しない。
- オヨゲッチャーで泳げる範囲が狭くなり、アミも発射されなくなった。(実質弱体化)
- 雑魚敵がシタッパーズからテレボーグに変わった。
- ボスの倒し方などが掲載されている「ヒントブック」の追加。
- 占いのレパートリーが増えた。星マークのついたピボサルをゲッチュすると星座占いが実行できる。
- ピポサルの中にゲットアミを奪う個体が存在し、アミで攻撃されるとこちらが逆に捕ってしまう。
- 激レアサルの出し方が前作ではウッキーウッキーディスクという無料配布のディスクで激レアサルを呼び出すことができたのに対し今回は外伝作品「サルバトーレ」にもあったパスワードで呼び出す仕組みになった。
- 完全クリアしたステージをフリープレイで選べるようになった。具体的にはピポサルや仕掛けが捕獲、解除住みではなく、変身時間が無限になるなど。サルシネマの撮影対象となるピポサルをゲッチュしてしまったときに役立つ。
- 2周目のクリア得点がサばいばルになった。詳細は後述。
キャラクター ※カッコ内は声優
主人公の一人。体育と給食を好んでいるのか運動神経がよくスピードが速い。私服や変身衣装の一部に3の番号が着いている。ウッキーホワイトのドラゴンをかっこいいと評価したりと子供らしい一面もあるが悲しむトモウキに同情する意外なところも。
主人公の一人。国語と音楽が得意。人気のアイドルでもある。(ピポサルの中にもファンがいる)もしアイドルでなかった場合アキエやサトルもナマケモノになってしまう可能性があったので有ろう。同じく運動神経がよくスピードが速い。携帯用ゲームでは彼女単独で主役を勤めた。
ナツミやハカセに代わってオペレーターを務めるスタイルの良い女性。プリンに目がないがバケルギアを開発している。アニメ版では白衣を来ている。
スペクターに協力しているラグジュアリーの名を持つ科学者。トモウキロボに乗って2人と戦う。倒すにはアキエが転送してくれたロボットで戦わなければならない。アキエとは知り合い。「ラグジュアリービーム!」
テレビ作りもあってかそれぞれ時代の風景に服装を合わせている。
- ウッキーブルー(CV:櫻井孝宏)「ガンマン十ヶ条」を持つナルシスト。一輪型バイクに乗っているのは相変わらず。ある程度ダメージを与えると決闘に入り、マシンガンで的確に狙う。決闘専用のステージが狭い事もあってダメージを食らいやすい。
毎度おなじみのラスボス。今回はトモウキに助け船されてテレビ局「スペクターTV」を開局。下らない番組ばかりを放送させて視聴者をナマケモノにさせる。局長ということもあってか今回のみスーツを着ている。「容赦しないからな!」
ピポスネーク(CV:大塚明夫)
メサルギアソリッドでの主人公。CERO:Aの為主に格闘や果物型の爆薬を使う。
カケル、ヒカル、ハカセ
前作に登場したキャラだが今作ではナマケモノになってしまいストーリーには関わらない。
なお特定のパスワードを入力成功させると前者2人のコスプレをした激レアサルが出現する。
ナツミ(CV:川上とも子)
オープニングでゲットアミを転送するだけの登場。本編ではなくメサルギアソリッド特定のステージに彼女のフィギュアが確認できる。
サルバトーレに登場した神出鬼没のピポサル。今作では特定のパスワードによって出現する激レアサルとなっている。
変身
ボス戦1つ前のステージに入ろうとするとアキエから変身できる器具バケルギアがもらえる。
ただし、高熱で作られている為か水に入ると変身が解除されてしまう。
商店街でストックを増やす事も可能。(最大10個まで)
いないふりをしている間はバケルエナジーが速く溜まる。
- ファンタジーナイト 攻撃力が高いだけでなく盾で防御もできる騎士型変身。炎が吹き出るエリアやウッキーブルー戦で活躍する。
- ワイルドウエストキッド 銃による遠隔攻撃が得意で動きながら攻撃可能。、ゲッチュの射程も長い。ただし、この変身でないと解けない仕掛けがない上、後から手に入る変身が優秀すぎる為、使いづらい。どちらかというとガチャチップ稼ぎに向いている。サヤカのものはへそや腋にマフラー、ホットパンツなどと萌え要素が多い。
- ミラクルニンジャ 忍者らしく素早さや分身の術など多彩なアクションが多い。タイムアタック等で有用。
- マジンダンサー その名の通りマジンを召喚し、テント等に隠れているサルを踊らせて誘き寄せる事も可能。ステージを進めると専用の曲が増える。
- ドラゴンカンフー コンボ攻撃を得意とする変身。ドラゴンマークの付いた障害物を壊せるだけでなくボスのガードを崩す事もできる。とあるステージでの空中のピポサルをゲッチュする手段としても有用。
- ゲッチュマン 二人のあこがれの変身。電撃攻撃が得意で複数のサルをゲッチュする力も持っていることからタイムアタックでは有用。難点はゲッチュが直線的で避けられやすいのと誤操作で自滅しやすい事。ミラクルニンジャと使い分けるのも1つ。
- ピポサル 文字通り、ピポサルに変身する(と言うか着ぐるみを着る)。隠された楽屋を開けてくれる上他のピポサルから警戒心を解く効果があるが、変身したままではゲッチュできなくなる。その分この変身だけ、有効時間が他のより長い。
乗り物
- ボート
- タンク
- ロボット…前作よりカラーリングが変更され、攻撃方法も「ブーストアタック」とパンチに変更された。
- スポーツカー…今作より初登場したレーシングカー。ゲッチュマンに変身した状態で乗ると250KMのスピードを出せる。
- フライングタートル…こちらも初登場。最終決戦で足場となって飛び回る。
サルシネマ
ピポサルの映画を楽しむ施設。
特定のピポサルをゲッチュせず、カメラで撮影するだけで登録される。シネマファイルを持って入れば自分だけのムービーを編成できる。
サばいばル
その名の通りジャケット0でステージを休息なしで進んでゆくモード。バケルストックの追加も不可能。ただし、ガチャチップを1000枚集めるごとにジャケットが一つ増える。なお、本編とは別データ扱いになるので注意。