「何も怖がることはない」
CV/市川治
*概要
『仮面ライダーストロンガー』第6話「先生に化けたクラゲ奇械人!」に登場。
奇械人の素材にする為に日本中から有主な頭脳を持った子供たちを拉致する使命を帯びたクラゲの能力を持つ改造液体人間で、自身の体を液化する能力を使って神出鬼没に学校へと侵入し、(基準がアレだが)テストで100点満点を取った子供を中心に狙いを定め暗躍する。
鳴き声は「ビョビョビョ」
やや紳士的な性格の持ち主で、上記にある様に自身の体を白い液体に変化させ、狭い隙間や水道管の中を自在に移動できる。口から麻酔泡を噴き出し、右手の触手で相手を絡め取って攻撃する。また、瞬間移動能力も持つ。
奇械人共通の“人間に憑依する”能力も持つが、改造液体人間故に憑依された人間は体表が濡れているという特徴がある為、一部の人間には不審がられたり、正体が発覚してしまう恐れがある。また、移動する際には体液がそこら中についている為、簡単に後を付けられる危険性もある。
クラゲの顔の下には不気味な白い覆面状の顔が隠されており、例えクラゲの頭を失っても液体改造人間としても活動が可能。
劇中ではとある小学校に侵入し、小学校教師の松本義江に憑依すると、テストで満点を取った堀文夫少年に目を付け彼を付け狙うが、偶然堀文少年に出会った城茂=仮面ライダーストロンガーと岬ユリ子=電波人間タックルに正体がばれてしまった為、急いで堀文を攫って逃走。追い掛けてきたタックルは難なく撃退するが、ストロンガーには歯が立たず、堀文を取り返されて上に『電チョップ』を受けた為、一時撤退する。
その後、あくまでも堀文を狙い続ける怪人は、今度は堀文の母親に憑依し、茂たちを出し抜いて堀文を拉致することに成功。再び自身を追いかけて来たタックルと再戦するが、茂がやっていた為、形勢不利と判断し逃走するが、自身の体液を辿ってアジトを突き止めたストロンガーとタックルによって堀文を始めとする今まで拉致してきた少年少女たちを救出されてしまう。
追い詰められた怪人はアジトから出るとストロンガーに最後の決戦を挑むが、『電キック』でクラゲの頭を吹き飛ばされてしまい、最後は海に投げ込まれた所へ『電気ストリーム』を受け感電死し爆散した。