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カノヌシ(TOB)の編集履歴

2017-01-16 12:49:50 バージョン

カノヌシ(TOB)

せいしゅかのぬし

ゲーム『テイルズ オブ ベルセリア』に登場する聖隷。

概要

ゲーム『テイルズオブベルセリア』に登場するキーワード及びキーキャラクター。

聖寮が掲げる五番目の新聖主であり、殆どの聖隷ですら存在を知らなかった「鎮めの聖主」。

カノヌシは実際は本当の名前ではなく、「忌み名の聖主」と呼ばれていた通りその名を口に出す事すら禁じられていた事から、「彼の主」と呼ばれるようになった。

他の四聖主の力を抑え込み世界のバランスを担っている他、世界の穢れが限界に達した時に「文明のリセット」の役割を担っている。



関連タグ

テイルズオブベルセリア






ネタバレ





以下に物語の重大なネタバレあり










概要


Battle of LIFE

※画像下のキャラ



CV:釘宮理恵


キャラクターデザイン:いのまたむつみ




アルトリウスと並ぶ本作のラスボス。

カノヌシはそれぞれ「心」と「体」が分離した状態で封印されており、復活には強い霊応力を持つ二人の穢れなき魂の生贄が必要だった。

そして作中で生贄になったのは、ひとりが業魔化した強盗によって母体ごと祠に突き落とされた生まれる筈だったアルトリウスの息子、もうひとりがベルベット・クラウの弟ライフィセット・クラウ(以下ラフィ)である。



物語の中で7体の喰魔を通して送られた穢れで復活するが、カノヌシの「心」の部分は既に聖隷の「ライフィセット」として甦っていた為、カノヌシの「体」は、生贄となったラフィとしての記憶を持ちながらも心が欠落した状態になっていた。

そのため性格も傲慢な上に不完全復活しており、「全のための個の犠牲」と称して人間や聖隷をも道具のように扱い、業魔を生み出す人の感情を「無駄なもの」と見下している。



また生贄となったラフィの記憶を利用し、(ラフィの復讐のために)数々の罪を重ねてきた姉ベルベットを、「醜い穢れ」と言って今までの彼女を否定して絶望に突き落とし、自らの完全復活のために絶望の穢れを抱えたベルベットを喰らおうとする。

しかしベルベットはライフィセットの決死の説得によって絶望を打ち払い、真相を知った上で「自分たち家族を切り捨てたアルトリウスとラフィへの復讐」を決心して乗り越えてしまった。

※真相についてはライフィセット・クラウの記事を参照。

そのためベルベットの心を支えているライフィセットに強い敵意を抱き、彼を殺そうとしている。



他の四聖主が現在眠りについている事から、アルトリウスの手で先に復活を遂げた際に地脈を己の領域とし、更に地上でも自らの領域を広げて全ての人間の感情を封じようとする。しかしその領域が完全なものになる前にベルベットたちが地脈に眠る四聖主を復活させた事で、四聖主たちの領域に押し負け地脈から宇宙へと追い出された。それでも押し返そうとしていたところでベルベットたちが侵入してきた為、アルトリウスと共に最後の戦いに挑む。



カノヌシの主な能力

ストーリー中

「鎮めの聖主」という呼び名である通り、『(周りの生物の感情や意志を)沈静化させる』という力を持っている。

また、「穢れ」を浄化する能力を持っており、片割れであるライフィセットの『白銀の炎(浄化の炎)』もこれに基づく。

「穢れや業魔」を食らう『喰魔』を生み出した犯人もカノヌシであり、喰魔が穢れを食うことが出来るのはカノヌシの影響である。


戦闘スタイル

紙葉のようなものと穢れを自由自在に操る。

近接戦では紙葉のようなものを細剣に合体させる。見た目はか細いが、イベントシーンで金剛鉄(オリハルコン)の大太刀をいとも容易くへし折る威力を示し、プレイヤーに聖主()の力をまざまざと見せつけた。

実際の戦闘でも聖隷術と紙葉を利用したほほ全距離攻撃を繰り出す。

秘奥義は『プライマリィ・キリング』。



結末

アルトリウスの死により制御不能となり、「お腹が空いたよォォォォ!」と叫び鎮めの力を暴走させる。

この暴走を食い止めつつ、他の喰魔やライフィセットを護る為(カノヌシの死はその一部にさせられた喰魔とライフィセットも消滅することを意味する)に、ベルベットはカノヌシに自分の身体を喰らわせつつ、自身もカノヌシの身体に喰らいついて「互いが互いを喰らい合う無限の矛盾」を発生させることで、自分諸共カノヌシを半永久的に封じ込めるという手段をとるのだった。



テイルズオブゼスティリアにおいて

テイルズオブベルセリアの遥か未来を描いた『テイルズオブゼスティリア』ではカノヌシ本人は登場しないものの、アルトリウスの玉座(ベルセリアの聖主の御座)のディスカバリーとして「カノヌシの紋章」がある。

※この時代ではカノヌシの代わりの聖主「マオテラス」が同所に存在している。




余談

中の人は『テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士』でマルタ・ルアルディを演じていた。

ラフィの姿をしたカノヌシが「ミトスに見える」という意見があったが、実際キャラデザを手掛けたいのまたむつみ氏は「ミトスを意識してデザインした」と述べている。


また、よく勘違いされることだが『ラフィとカノヌシは(同じ姿をした)別人』であり、ゲーム中に登場するカノヌシはラフィの生まれ変わりではなく「ラフィの身体と記憶を持ってそれを利用しているカノヌシ」である。

※実際、カノヌシ戦ではエネミー表記が「カノヌシ」になっている。

これは、シアリーズがベルベットに言っていた「人間から転生した聖隷はその人と同じ姿をしていてもその人と同じ心を持っているわけではない(もうその人自身ではない)」と同じことになっていると思われる。


ベルセリアのダンジョン「聖主の御座」とゼスティリアのダンジョン「アルトリウスの玉座」は大変似通っており、恐らく神殿自体には余り改修はされておらず、そのまま使った可能性がある。



関連イラスト

彼之主カノヌシくぎゅうう


関連タグ

テイルズオブシリーズ テイルズオブベルセリア TOB カノヌシ(曖昧さ回避)

ベルベット・クラウ ライフィセット ライフィセット・クラウ セリカ・クラウ アルトリウス・コールブランド

ラスボス

マオテラス(TOZ)(新たな聖主)

フォルトゥナ→死亡時に起きる現象が似ている。

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