十三駅
阪急の主要三路線(宝塚線、神戸線、京都線)が集まる駅で、梅田駅との間は私鉄では唯一の三複線区間となっている。全ての列車が停車し、公式的には3路線同士はこの駅で乗り換えなければならず、終日混雑している(実態として梅田まで乗り通して始発である梅田にて乗り換える人間も多い、ただしキセルとなる)。周囲は風俗街も立ち並ぶ繁華街である。駅構内にある「阪急そば」が、関西私鉄の駅構内ではじめてできた立ち食いそば屋として知られる。
ホームはそれぞれ上下2線だが、3面ではなく4面となっており、このうち、神戸線梅田方面と宝塚線宝塚方面、宝塚線梅田方面と京都線京都方面に乗り換えができる構造になっている。梅田方には引き上げ線と各線をつなぐ渡り線があり、神宝線間での車両のやり取りや、回送列車の留置、正雀工場への検査入出場などで使われる。
2020年をめどに関西大手私鉄のなかでは早い段階でホームドアを導入する予定。しかし6300系「京とれいん」のみその規格に合わず、(十三駅を通過にするのか、あるいは引退させるのか)去就問題に注目。
駅構内
相対式4面6線の地上駅である。
梅田駅とは対照的に神戸線から番号を1、2、3・・・としているため、
1号線と2号線は神戸線、3号線と4号線は宝塚線、5号線と6号線は京都線のホームとなる。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
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1 | 阪急神戸線 | 下り | 西宮北口・神戸三宮・新開地方面 | |
2 | 阪急神戸線 | 上り | 中津・梅田行き | 普通は中津駅停車 |
3 | 阪急宝塚線 | 下り | 石橋・箕面・宝塚方面 | |
4 | 阪急宝塚線 | 上り | 中津・梅田行き | 普通は中津駅停車 |
5 | 阪急京都線 | 下り | 北千里・高槻市・河原町方面 | |
6 | 阪急京都線 | 上り | 梅田行き | 全列車中津駅通過 |
利用状況
年度 | 乗降人員 |
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2008年度 | 74,743人 |
2009年度 | 74,781人 |
2010年度 | 74,428人 |
2011年度 | 74,754人 |
2012年度 | 73,261人 |
2013年度 | 74,204人 |
2014年度 | 73,898人 |