データ
初出 | 第4世代 |
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効果 | 自分の技のタイプが全てノーマルタイプに変化する |
概要
第4世代から存在する特性。
読んで字のごとく、すべての技のタイプを強制的にノーマルに変更してしまう。
現在はエネコ系統の専用特性となっている。
この技のメリットかつデメリットはズバリノーマルタイプへの変更である。
でんじはがじめんタイプや電気無効特性持ちに効いたり、じめん技をひこうタイプに当てる事ができるようになる等、本来は無効化される要素をある程度無視できるようになる。
反面ゴーストタイプ相手にはほぼ何もできなくなり、そもそもがどく状態無効のタイプであるどく・はがねタイプをどく状態にする事はできない。
幸いエネコ系統はみやぶるを習得できる為完全な「詰み」にはならないが、エネコロロの耐久で1ターン持たせられるかと言うと……。
ちなみに技のタイプ自体をノーマルに変えるという効果のため、(ものまねやまねっこが前提となるが)フライングプレスの「格闘タイプとしても扱う」や、フリーズドライの「みずタイプにも弱点」といった、追加効果によるタイプ相性はしっかりと残る。
そのため前者は(ノーマルタイプとしても扱われるために岩と鋼は等倍、)ノーマル、悪、氷タイプの弱点を突くことができる。
後者だと、本来なら氷タイプのダメージをあついしぼうの特性で2分の1にしたうえで自身の持つ氷タイプのおかげでさらに2分の1、つまり4分の1に出来るはずのジュゴンとトドゼルガに2倍のダメージを与えることが出来る(ノーマルタイプ扱いになるため厚い脂肪は発動せず、ノーマル化によって氷に等倍になることから水弱点の効果だけが与えられる。 そのため水氷複合であればラプラスやパルシェンでも同様)。
エネコロロ自体ノーマルタイプである為、全ての技が自動的にタイプ一致になる。
しかし、元々ノーマル技には事欠かないポケモンなので、無理にタイプ変更する意味はあまり無い。
但し特殊最大威力の技は(はかいこうせんを除けば)他タイプの技ばかりなので、特殊型にする場合はたまに使われる事もある。
ただ、どちらかと言うとふいうちを一致技にする為の採用の方が多い。
第七世代にて、ようやく他のスキン同様に技の威力アップ効果が追加された。
1.2倍と補正倍率は下がったが、エネコロロのすばやさの種族値が20アップするなど、大幅な強化になった。