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アウターリミッツの編集履歴

2017-04-05 00:53:09 バージョン

アウターリミッツ

あうたーりみっつ

『アウターリミッツ(The Outer Limits)』とは、1963年から1965年に放送されたアメリカの特撮テレビドラマ。白黒作品。

「これはあなたのテレビの故障ではありません。こちらで送信をコントロールしているのです。水平線も垂直線もご覧のように自由に調節できますし、映像の歪みも思いのままです。また焦点をぼかしたければこのように、合わせたければいつでも鮮明に映し出せます。あなたはこれから私たちと共に、素晴らしい体験をなさるのです。それは、未知の世界の神秘ともいうべき宇宙の謎を解く驚くべき物語です」(オープニングナレーション)

概要

毎週様々なエイリアンUFO超能力者、超常現象をオムニバス一話完結式で描く1時間のSFドラマ。1964年から1965年に2シーズン全49回が放送された。

『トワイライトゾーン』と並んで1960年代のアメリカのドラマを代表するシリーズであり、日本でも『ウルトラQ』等に大きな影響を与えた。

タイトルバックのサインウェーブは、第1話「宇宙人現わる」の内容に関係がある。


日本国内では1964年に『空想科学劇場アウターリミッツ』のタイトルで第一シーズンがテレビ朝日で放送され、66年に日本テレビで『空想科学映画ウルトラゾーン』のタイトルで第二シーズンが放送された。


1995年から2002年にリメイク版『新アウターリミッツ』が制作されている。


登場クリーチャー

グレートアンドロメダ星人(メイン画像)、宇宙蟻ザンティ星人、人工進化人間シックスフィンガー、古代怪魚、イドの怪物、鉱石知性体、宇宙怪獣メガゾイド、クロモ星人、エボン星人、ルミノス星人、アンテオン遊星人、ハチ女、その他多数。


ほとんどが1話完結なので、クリーチャー群も1話限りの登場である。


内容について

  • 機械を使って人工的に人間を進化させる第5話『狂った進化』は、ズバリ、『アルジャーノンに花束を』や、スペクトルマンの『悲しき天才怪獣ノーマン』みたいな話である。ここでの進化人間“シックスフィンガー”は、モンスターとして米国で商品化された事もある人気キャラ。
  • 宇宙人グレイを目撃したヒル夫妻を逆行催眠で証言させると、リトルグレイの描写は第20話『宇宙へのかけ橋』に登場した宇宙人の描写によく似ていたという。しかし、ヒル夫妻は「アウターリミッツなんて見た事もない」とも証言しているので、真偽は未だにわからない。
  • 映画「ターミネーター」は、第33話『38世紀から来た兵士』、第35話『ガラスの手を持つ男』の内容に似ている盗作だという訴訟が発生し、「ターミネーター」のエンドクレジットには脚本家ハーラン・エリスンの名前が追加されている(訴訟大国アメリカではよくある話)。
  • 第27話『宇宙の決闘』は、フレデリック・ブラウンの短編『闘技場』の翻案である(スタートレック『怪獣ゴーンとの対決』みたいな話)。「怪獣大戦争」等でおなじみニック・アダムスが、ブーメランを投げてくる異星人と決闘するのだ。
  • スペース1999スパイ大作戦、等に出演していたマーチン・ランドーが、第6話『生まれてこなかった男』の悩める未来人、『宇宙へのかけ橋』でのダメ科学者、数本に渡って出演している。
  • 第41話『ロボット法廷に立つ』(原題「I' Robot」)は「ロボットを殺人罪で裁判に立たせていいのか?」という論争を描く話で、これはアメージング誌で発表された古典SF小説「アダム・リンク」の翻案である。原作者はイアンド・バインダーで、アイザック・アシモフではない。
  • 毎回、冒頭と結末で渋いナレーションがビシッと入る。これがもう本当にウルトラQの雰囲気にそっくりである

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