名前
なまえ
名前の種類
歴史的な人名の付け方と法則については ⇒ 人名
本名
ペンネーム・芸名・偽名などに対して、本当の名前。実名。戸籍上で設定されている名字と名前(フルネーム)。
本名が結婚や養子縁組をすることで変わる場合もある。フィクションでの例としては、「魔法少女リリカルなのは」のフェイト・テスタロッサはクロノ・ハラオウンの義理の兄弟になったことでフェイト・T・ハラオウンという名前になった。
なお、フィクションでは本名が存在しないキャラや、本名そのものは設定されているが作中では出てこないキャラなども存在する。また、最初は本名不明で、後に伏線回収の際などに判明するパターンも多い。
ニックネーム・愛称
本名や特徴などを元に創作された呼び名。涼宮ハルヒの憂鬱の登場人物「キョン」や、東方Projectの登場人物レミリア・スカーレットの「レミィ」などが当てはまる。
個人名
「太郎」や「華子」など、名字の後に付けられるいわゆる「下の名前」のこと。ギブンネーム・ファーストネーム。西洋ではファーストネームの種類がある程度限られていたため、聖人から名をとった「洗礼名」や、母の姓がミドルネームとして用いられることがある。
子につけられる名前については、あらかじめ決められた人名リストがあり、そこからしか選べない国もある。1993年以前のフランスでは、生まれた日で子の名前が自動的に決められるシステムであった。
日本では良い意味を込めた名前、占いに従って縁起の良い字画を使った名前、親や親戚から一字を採ってつけた名前、音の響きを重視してそれに漢字をあてたもの、ただ単に「人と違っている」ことを狙った名前など非常に多彩で、それゆえ時代によって流行の移り変わりがある。人名に使用できる漢字については常用漢字と人名用漢字に限定されているが、その読みについては戸籍に記載されないため、普通には読めないようなかなり珍しい名前も見られる。