リーズバイフェとは、対戦格闘ゲーム『メルティブラッド>メルブラ』に登場するキャラクターである。
フルネームは「リーズバイフェ・ストリンドヴァリ」で、愛称はリーズ。
概要
メルブラの登場人物でプレイヤーキャラクター。
特に"MELTY BLOOD Actress Again"(以下MBAA)では、ストーリーの中核を担うキーパーソン。
聖堂教会が擁する異端審問騎士団の聖堂騎士で、ヴェステル弦楯騎士団の団長であった。
「城塞の聖女」、「聖盾の騎士」、「音と法律の調停者」、「信徒の中の信徒」など様々な呼ばれ方をし、枢機卿の一人であるゲッセバルネ枢機卿の寵児とまで言われた。
シオン・エルトナム・アトラシアとは気を置かないほどの親しい友人であり、同時に命を預けあった戦友でもある。
実は3年前にすでに死亡しており、MBAA時系列である存在によって終わったはずの生に一時的な『復活』を与えられ、自我を喪失したままその存在のために力を振るうこととなる。
※ネタバレ注意
3年前にタタリによって自身の率いる部隊を全滅に追いやられ、自身もまたタタリに食われて死亡した。しかし、聖盾の加護によって概念情報までは吸収されずに残り、タタリの中の潜伏した因子として存在し続けていた。
これがシオンと遠野志貴の手によってタタリが討たれたことで、タタリの呪縛から解き放たれる。同時に血を吸われた親友の3リットルの血液がタタリ化し、新たなタタリとして顕現する。そして「ある装置」の防衛機構として一時的に蘇らされ、自身の計画を邪魔するであろう存在たちを抹消させるべく、タタリに自我を奪われて動いていくことになる。
だが何事にも不測の事態は付きものであり、奪われたはずの自我を任務とともに取り戻していき、最終的には自分の主人に矛を向ける選択をするに至った……。
容姿
銀髪の長い髪を後ろで纏め、黒を基調とした軍服のようなジャケットと、白い修道服のようなローブ、胸に銀製の胸当てと独特の衣装をまとっている。
作中でも男性と誤解されるほど凛々しい。中性的というより、イケメン。
その一方で身長は154cmと割と小柄である。
性格
外面は良いが、性格ははっきり言ってズボラ。その上、面倒くさがり屋で後先考えない(と言うか、何も考えていない)。今が良ければ良いと言う性分。
悪い事にこの性格は周囲の人間には「真面目・達観していて迷いが無い」様に見えてしまう。本人も騙している訳では無いので性質が悪い。
更に、健気で努力する女の子がお気に入りで、弓塚さつきとキャッキャウフフするのが夢だとか。その為、付いたあだ名が『百合ズバイフェ』とか『レズバイフェ』など…。
オマケに、[[[メカヒスイ]]を「芸術品」、ネコアルクを「キモ可愛い、グロ可愛い」「とても幸福な生き物」などと言う、変わった嗜好の持ち主でもある。
こいつらの上司といい、カレーといい、聖堂教会にまともな人間などいないのか…。
能力
主な武器はコントラバスの形をしたパイルバンカー『正式外典ガマリエル』。
楽器に見せかけて盾付きの聖槍(正確には槍鍵という概念兵装)である。音律にをもってあらゆる不浄を清め、秩序を正す力を持っている。
それを支える腕力も凄まじく、パンチ力だけでも2tを叩きだす剛腕の持ち主。当人曰く「音楽家は腕力」。
ヴァイオリンを演奏することができるため、路地裏同盟唯一の資金源として演奏家のバイトをしている。
同じバンカー使いであるシエルとは吸血鬼討伐スコアが同じであるため、一度手合わせしてみたいと思っている。
関連イラスト
リーズバイフェED
リーズがラスボスである主人を倒した場合、
彼女を看取り、自身も消滅する。
路地裏同盟
シオンがラスボスを倒した場合、彼女が主人となる