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三十年式歩兵銃の編集履歴

2017-04-29 13:31:02 バージョン

三十年式歩兵銃

さんじゅうねんしきほへいじゅう

三十年式歩兵銃(さんじゅうねんしきほへいじゅう)とは、明治30年(1897年)に日本で開発・採用された大日本帝国陸軍の小銃である。

基本データ

全長1275mm
銃身長 790mm
重量3850g
口径6.5mm
装弾数5発

概要

近代の国産連発式小銃として設計・開発され、日露戦争において日本陸軍の主力小銃として活躍した。

開発者は、日本陸軍軍人および男爵有坂成章中将で、日本初の国産小銃である村田銃の開発者である村田経芳少将の退役後の後継者でもある。

彼が開発したこの三十年式歩兵銃は、以降の日本軍で開発された多くの小銃の直接・間接的な母体となり、その系統である三八式歩兵銃』『九九式小銃などの小銃は、欧米では「アリサカ・ライフル(Arisaka rifle)」と呼ばれている。

また、三十年式歩兵銃と同時に採用された三十年式銃剣は、独特の細長いシルエットから「ゴボウ剣」と呼ばれ、「格闘戦の日本軍」の象徴となった。三十年式銃剣は、少しずつ姿を変えながら1945年の終戦まで使用され続け、1960〜70年頃に自衛隊から九九式小銃が完全に姿を消すとともに役目を終えた。


後継型 派生型

海軍陸戦隊向けに三十年式歩兵銃を小改良したもの。

後に日本軍小銃の特徴となる遊底覆いが初めて装備された。


三八式歩兵銃

海軍銃の開発経験と日露戦争の戦訓を元に改良したもの。

同時に開発された三八式実包を使用する。


騎兵、輜重兵向けに三八式歩兵銃の銃身を短く切り詰めたもの。


三八式騎銃を元に、より馬上での扱い易さを向上させた。

独特なスパイク銃剣が人気である。


三八式歩兵銃を元に狙撃眼鏡を付けて狙撃銃としたもの。





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小銃 ライフル 日本

大日本帝国陸軍 日本軍

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