曖昧さ回避
ここでは1を説明。
概要
メタという言葉の定義は少々曖昧で複雑だが、創作上でメタ表現と言った場合は多く「本来キャラクターが知りえない次元、上部構造の出来事(作者や読者のいる世界。現実。)を知り、発言、行動する」ことを指す。
たとえば漫画のキャラクターが「コマ割から出るわけにはいかない」と発言したり、アニメのキャラクターが「放映時間が少ないから早くしろ」と発言したり、漫画の作者が漫画に出てきて「私は神(作者)だ」とキャラクターに説教したり、キャラクターが「(歌を途中まで歌って)著作権の問題でこれ以上は歌えない」「少年誌でHなことしたら承知しないわよ」と大人の事情を話すなどはメタ発言である。
このような表現は風刺やギャグの一種として用いられることが多い。
最近では、本来なら観客席にいるはずの人間(漫画ファンのオタク、魔法や超能力が使えない人間、流行が如実に現れた私服を着た人間。つまり、我々。)が漫画絵で描かれたメインキャラクターとして登場し、「変身ヒーローや魔法少女は現実にはいない」と発言したり、絵の中から召喚された異界人に「コスプレ」と発言したり、作家、声優、歌手などの設定のキャラに(キャラが作り出している作品は無視しつつ)惚れるなどの、逆メタ発言も増えている。