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デゼル(TOZ)の編集履歴

2017/06/10 22:37:02 版

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概要

性別男性
身長186cm
武器ペンデュラム
一人称
利き手
デザイン奥村大悟
CV小野大輔

テイルズオブゼスティリア』の登場キャラクター。名前の英字綴りは「Dezel」。

一般的な天族とは違ってアウトローな空気を纏った天族。

風の天響術を操るためか、空気の動きで周囲の状況を的確に察知する能力を持っている。

喜怒哀楽をめったに見せず、他人とのコミュニケーションを嫌う孤独主義者だが、その胸には激情を秘めている。ミクリオほどではないが天族の中でも若い方。

友を奪った憑魔を探しだして復讐を果たすため、人間社会の影で活躍を続けている。復讐に囚われているため穢れてもおかしくないが、ロゼを「器」として憑依することで憑魔化を防いでいる。

余談だが、担当声優の小野氏は以前「テイルズオブヴェスペリア」にてハリーの声を務めている。

性格

見た目通り、クールで人との距離を置きたがる。だからといって全く話さないわけではなく、一度話し出すと様々な知識をスレイとミクリオに教える。ライラのギャグに吹き出す等、笑いの沸点も結構低い。

また、意外に面倒見がいいのか、前述の能力を使って周りの動きを察知して心配な場合はサポートをすることもある。自らの器であったロゼは目的のために不可欠な存在であり、干渉し時には操る事で彼女の霊応力を高めさせて「復讐のための器」に仕立て上げた。その一方で彼女に対しては非常に過保護な一面もあり、ロゼの危機に真っ先に動いたり、ロゼがスレイにおぶられた事について「年頃の娘が無防備すぎる」と後々説教したりしている。

クワガタムシやカブトムシなどの虫にも詳しいようで、幻のクワガタ虫を見つけた時のディスカバリーチャットでは生態やマニア的な価値について熱く語っている。そして、他のメンバーには大声を出さないことを言っている癖に自分が思わず大声を出して珍しいカブトムシを逃がしてしまうといううっかりな一面も拝める(この時エドナに「案外アホね」と言われている)。

他にも犬に懐かれたり、自身もひっそりと出会った動物を可愛がったりしている。

その例として、野生のグリンウッドノウサギがスレイとロゼに掴まって食べられそうな時はわざと大声を出して逃げさせたり、アイフリードの狩り場に生息している虹鳳蝶がロゼに標本にされて売られそうになった際は、『ゼロバゲニゼ(逆から読むと「銭ゲバロゼ」)』と名付けた上に「蝶ではなく蛾」だと嘘をついて逃がそうとした。

また、料理にも相当なこだわりがあるようで、宿屋でのスキットから「料理を味わって食べている」ことが判明したり、ペンデュラムを使って牛肉の赤ワイン煮込み(ラストンベルの宿屋のメニュー)のレシピを調べようとしたり、おやつ作成時に隠し味を入れてオリジナルの仕上げをするなど、努力を惜しまない。

その努力と熱意はミクリオから「デゼル、君はどこを目指しているんだ…」と呆れられる程である。

何気にムッツリらしく、風を使って女サウナを探ったり、女性陣に水着を着るよう誘導するザビーダ

に乗るような一面もある。

容姿

体格の良い大人な男性。イメージカラーは黒色といった感じで髪は銀髪白髪)、頭にはつばが付いた黒い帽子を被っている。

服装は黒いジャケットと同色のパンツを身につけており、インナーのシャツは風属性らしく緑色と白のボーダー柄。

また、テイルズオブシリーズでは珍しい髪の毛で目が隠れたパーティーキャラでギザ歯持ちでもある。

戦闘スタイル

テイルズオブでは初となる「ペンデュラム」を武器にしている。

長年、人間の傭兵団と過ごした経験から戦闘にも長じており、2本のペンデュラムをのように自在に駆使して敵を翻弄、圧倒する。

そうして周囲をカバーしながら鋭く踏み込み、風属性の天響術を用いて戦う。天響術は直線的な性能のものが多い。

過去(ネタバレ注意)

以下ネタバレ注意

親友ラファーガと共に最強と謡われる「風の傭兵団」を加護する天族だった。「風の傭兵団」は「風の骨」の前身であり、5年前に団長がローランス帝国の皇子を殺害した容疑で潰された。その時に憑魔によって友を亡くし、裏で糸を引いていたと思われるサイモンを友の仇とし復讐を果たすために同行する。

デゼルの背中の†はハイランド兵士と同じものであり、風の傭兵団がハイランドと関わりが深かった事が伺える。

終盤のペンドラゴにて、憑魔になってしまったその友と出会い、デゼルは風の傭兵団壊滅の真相を知ることになる。

デゼルの加護とは『旅に恵まれる』こと。そのため、風の傭兵団が旅を止めようとしたときに悪影響が出て、穢れが発生した。加護の悪影響については人と親しかった古い天族には知られていたが、デゼルのような人と疎遠な時代に生まれた天族はそれを知らなかったのだ。

真相を知ったデゼルは自らの落とし前をつけるため、ザビーダのジークフリードの弾となって撃ち出され、憑魔となった友を倒す。

ロゼを利用していたのは事実だが、長年見守ってきた彼女に対するも確かに抱いており、最期はパーティメンバーとロゼに対し別れを告げた後に光になって消えていく。

中盤のとあるイベントムービーにて、彼の帽子が敵に飛ばされて取れるので彼の素顔を見ることが出来る。

この時に、目が見えていないことや、能力で風を感じて周りを認識しているため盲目でも戦えることが判明する。

※彼が盲目である理由は、上記の「風の傭兵団」での事件から『目を背けたかった(見たくなかった)』彼の意志が無意識に反映されており、一種の誓約と同様に記憶と共に視力が封印された状態である。

そして、ラストチャンスとして彼の最期でも見ることが出来る。

この時は精神世界のようなものであるためか、瞳の色がしっかり戻っている。

真名は「ルヴィーユ=ユクム」で「濁りなき瞳デゼル」の意。

ちなみに、ギザ歯を毎晩ヤスリで磨くという誓約をしているらしい。

また、過去にザビーダと接点があったらしく彼のペンデュラムを使うという戦闘スタイルはザビーダ譲りだったりする。

※実際、ザビーダはゼスティリアの過去に当たるベルセリアにてペンデュラムを使って戦っている。

更に、ジャケットのデザインがベルセリアのザビーダのデザインと全く同じであることから、ベルセリアのノルミン島の話に出てくる「ザビーダが助けた子供」とはデゼルのことである可能性が高い。j

こちらの方でも、ロゼが小さい頃からずっと隣にいた存在であった。

しかし、風の傭兵団壊滅の原因であったコナン皇子が存命であるという改変がされており風の傭兵団壊滅と復讐からロゼとの関係を重視した描写となった。

私情を見せる事はあまりなく、スレイの理想は理解をしているが届かない理想より目の前の正義を信条としているため、最初は綺麗事と批判することもあった。

ロゼがコナン皇子暗殺後に、憑魔や穢れについて知り自分が間違っていたのかと葛藤すると従士契約について教えるなど、少しずつロゼとの関係が変わってきた。

そして、ヘルダルフが北の大地に向かったと知りスレイたちと共に向かうがドラゴンの大群で消耗したのを見てある決心を固めていた。

そして地脈湧点であるキララウス火山の入り口で、ドラゴン化したサイモンを始めとするドラゴンにロゼと神依して密集地隊の中央に行き、神依を解いて特攻しドラゴンを浄化した。

最期のロゼとの会話で、スレイには導師が誰かを犠牲にしてでも、となれば歴史の繰り返しとなる、だから俺が死んだのはお前のせいじゃないと伝えてくれと頼み、ロゼにはブラドの夢を押し付けてしまったと謝ったがロゼは夢を持つきっかけとなったデゼルとブラドを誇りに思うと返した。

そのままで頑張れよと言い残し、笑顔で光となって消えた。

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