データ
初出 | 第4世代 |
---|---|
効果 | ポケモンに持たせると、登場した最初のターン終了後にもうどく状態になる |
英語名 | Toxic Orb |
概要
第4世代から存在する道具。
持たせたポケモンがもうどく状態になるアイテム。
もうどくになると毎ターンHPが減るので、とても使えたものではない誰得なアイテムである。
…実はこのアイテムの真価はそこではない。
自身がもうどく状態になると言う事は、状態異常に関する特性を能動的に発動できるという事である。
主にポイズンヒールの能動的な発動に用いられる。つまり対戦でのグライオンのアイテムは十中八九コレである。
他にもこんじょうの発動でも用いられる。
一見すればダメージ増加量の関係でかえんだまの劣化にも見えるが、火傷によるダメージは1/8で固定なのに対して猛毒によるダメージは1/16から始まり、その後も1/8、3/16…と増加する関係で2ターン目まではどくどくだまによるダメージが少なく3ターン目でようやく並ぶため、4ターン以上生き残れないような低耐久のポケモンにはどくどくだまが優先される。
…もっとも、第7世代では火傷ダメージが1/16と弱体化しほぼかえんだまの下位互換に甘んじることとなり、根性持ちのポケモンに採用されるケースは火傷状態にならないブースターくらいとなってしまっている。
その他専用特性どくぼうそうを持つザングースもこちらが採用される。
また、はやあし持ちは物理型が多い為、物理攻撃面を落としてしまうかえんだまを避けて所持している事が多い。
但し特殊型であるサンダースは別である。
ただ、そのような事をするならほとんどのポケモンが使えるどくどくの方が良いのは言うまでも無い。
また、特性を発動させて用済みになったどくどくだまの処理としてなげつけると組み合わせるのも良いだろう。
なお、効果発動が場に出て最初のターンが終わった時なので、若干ラグがある事に注意。
このため、特性を活かす為に確実にもうどく状態になるべく最初のターンで「まもる」や「みがわり」を使用することが多い。
このほか『ORAS』のスーパーひみつきちでは、Lv.100のハピナスを自滅させる手段として採用される(ハピナス道場)。