概要
東方Projectに登場する小野塚小町と四季映姫・ヤマザナドゥの二人によるカップリングである「こまえーき」に関連した企画。
また、同作の登場キャラクターに関連する事項などからそれぞれに縁のある日付や期間を設定し、その日ないしは期間に該当するキャラクターの作品をつくろうという「東方キャラの日」の一つでもある。
桔月伽耶氏の提案によるもので、東方Projectにおける地獄の死神や閻魔である小町や四季映姫は年に二度の地獄の休日である「閻魔賽日」(後述)をどのように過ごすのかを「こまえーき」の視点も通しつつ様々に想像してみようというものである。
作品の発表形式、発表場所、開催期間(及びその期間後について)、除外項目等企画の詳細については最新版の企画目録を参照。
本記事に見る最新開催回は第5祭であり、当該の企画イメージは本記事では上記メイン画像のもの。
また本企画はpixivグループである「こまえーきは我が悲願」(左記リンクは当該のpixivグループトップへのリンク)とも連動している。
本企画に関連するキャラクターについてはそれぞれ「小野塚小町」、「四季映姫・ヤマザナドゥ」記事を、カップリングについては「 こまえーき 」の他「 こまザナ 」等の記事を参照。
「お題」
本企画では2016年7月開催の第3祭より「お題」の提案がなされており、各開催回ごとの「お題」を通した企画参加の在り方も拓かれた。
ただし「お題」は企画参加にあたっての必須条件ではなく、第1祭や第2祭同様の、二人のフリーテーマな閻魔賽日を想像する「こまえーきの閻魔賽日」もまた並行している。
例えば第5祭では「雨」・「紫陽花」・「学パロ」の三種類が「お題」として示されている。
企画参加にあたってはこれらの要素のいずれか一つ、または複数を同時に選択してもよいとされており、さらに先述のようにお題以外のフリーテーマでも企画参加作品の要件を満たす限りにして本企画の基本趣旨に沿ったものであれば参加が可能である。
「お題」にまつわるより詳細な内容についても先述の企画詳細同様に各開催回ごとの対応する企画イメージを参照。
なお、第5祭における「お題」の一つである「学パロ」について、同開催回の企画イメージのキャプションにおいて補足説明がなされている。
本企画の開催機会である「閻魔賽日」そのものは(地獄の)「休日」であるが、企画参加にあたって「学パロ」のお題を選んだとしても、例えばそれぞれの作品で表現するものが「学生こまえーきの休日」というテーマでなければならない、ということはない。
「学パロ」については柔軟な作品表現が承認されている。
もし「休日」と「学パロ」を併せる場合は次のようなシチュエーションの例が考えられる。
例えば「休日」であっても学園祭や体育祭などの特別な学校行事や内外の部活動、補講・追試などといった休日に展開されるイベントやフォローもあり、あるいは修学旅行など学生生活を伴いつつ外部に出ていくといったものや、オープンキャンパスや学校を通した地域活動・ボランティアなども想定され得る。
学生の世代の厚みのあるグループ校や世代を超えた地域の学校のつながりが強い地区・学校区などでは、例えば幼稚園・保育園から大学(高校)までのグループ校・地域校の学生生徒たちが休日に交流するなど、広範な世代差の繋がりがある特色を活かす学校休日イベントもまたある。
また休日として学校から離れても普段の制服でお出かけなどといった、「学パロ」ならではの休日の描き方もあるなど、想像を寄せることのできる可能性・自由度は非常に広い。
あるいは「休日」の「課外活動」・「サークル活動」などに視点を寄せつつ広く上海アリス幻樂団作品にみる現代的な世界観を見渡すとき、こういった特別な活動にも似た二人の休日の課外活動のありかたも想像できるのかもしれない。
こちらで熟成されている世界観も「学パロ」を想像する際の一つの助けにもなるだろう。
広く東方Projectの二次創作にみる「学パロ」については、pixivでは「東方学園」なども参考になる。
閻魔賽日
「閻魔賽日」とは地獄にまつわる暦で、閻魔賽日には地獄の釜の蓋が開き、地獄の鬼や責め苦を追う罪人たちも休日となる、地獄全体のお休みの日である。
陰暦を元に年に二回あり、1月16日・7月16日前後とされる。
二回ある休日をそれぞれ「初閻魔」(1月16日)、「大斎日」(7月16日)などと呼ぶこともある。
それぞれの日には「閻魔詣で」、「十王詣」等として閻魔王を祀る閻魔堂への参拝が行われたり、寺院では地獄にまつわる特別な祈祷が捧げられるなどされる。
単に「賽日」(さいにち)とする場合は閻魔詣での日にして奉公人の薮入り(住み込みの奉公人が帰郷する事を許された日)の日の意味ともなる。
小町や四季映姫はそれぞれ死者の魂を彼岸へと導く渡しと死者の魂を裁く閻魔という、地獄(是非曲直庁)で働く存在である。もし二人が所属する地獄にも完全休日となる閻魔賽日があったとしたら、その日二人はどのように過ごすのだろうか、ということを様々に想像するのが本企画である。
以前の企画イメージ
関連タグ・関連リンク
関連タグ
こまえーき / こまえーきは我が悲願(こまえーきの派生タグ・固有のカップリングフレーズ)
こまザナ / こまえー / えーこま / こまえい / 彼岸組
関連リンク
- 開催場所の一つとなるpixivグループ