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ULTRAMAN(映画)の編集履歴

2017-07-15 12:06:19 バージョン

ULTRAMAN(映画)

うるとらまん

ULTRAMANとは、2004年に「ULTRA N PROJECT」の一つとして公開された劇場用映画作品である。

概要

「銀色の流星…舞い降りる」「高度3万フィート! 6.5G! 極限の一戦!!」


「ULTRA N PROJECT」で一番最初に企画され「NEXT EVOLUTION(次なる進化)」パートを担う作品として、「ウルトラマン」の第1話であるウルトラ作戦第一号」が現実の世界で起こったとしたら……という想定の下で作られた一種のリメイクである。

ある意味、ウルトラマンの本質に最も迫った作品と言えるかもしれない。


なお、時系列としてはウルトラマンネクサスの前日譚にあたることがネクサス本編で語られている(一部の雑誌ではネクサス本編より前からそのことが示唆されていた)。


興行成績こそ振るわなかったが、防衛庁(現防衛省)全面協力のリアルな軍事描写、板野一郎が参加した大迫力の空中戦、別所哲也演じる渋い主人公とその息子を軸にした王道ストーリーなど、大人も楽しめる部分が多く、映像ソフトで再評価を受けている。

また、B'z松本孝弘が音楽監修を担当したことでも大きな話題になった。テーマ曲である「THEME FROM ULTRAMAN」はTAK節全開の熱い曲である。


なお、当初は続編の「ULTRAMAN 2 requiem」も製作する予定であり、映画公開時にも本編終了後にその旨が大々的に告知される等していたが、本作やネクサスをはじめとする「ULTRA N PROJECT」全体の興行不振等が原因で凍結されてしまい、幻の企画となった。


こちらは「さらばウルトラマン」をモデルにする予定だったのだろうか。


ちなみに、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の舞台は神戸であるが、これは『ULTRAMAN 2』にて協力を仰ぐ予定だった神戸市に対するお詫びの意味も含まれている。


スタッフ

監督:小中和哉

脚本:長谷川圭一

特技監督:菊池雄一

監修:円谷一夫


ストーリー

海上自衛隊所属自衛官の有働貴文は調査任務中に謎の青い発光体と激突、身体を乗っ取られ、コードネーム「ザ・ワン」と呼ばれる怪物になってしまう。

それから三か月、近々退官を控えていた航空自衛隊所属のイーグルドライバー真木舜一は任務中に赤い発光体と衝突、墜落してしまう。奇跡的に無事だったものの、ザ・ワンのこともあったためか真木は危険人物とみなされ、対バイオテロ特殊機関BCSTに連れ去られ監視下に置かれてしまう。

真木の留置されている場所をザ・ワンが襲撃した。警備の自衛隊員は次々に倒れ、遂に真木に魔の手が迫った時、彼の体に変化が訪れた。第二の存在、コードネーム「ザ・ネクスト」がその姿を現したのだ。


キャラクター

真木舜一

主人公。航空自衛官でF-15Jのパイロット。

病弱の息子に付き添う為に空自を退官する予定だったが、赤い発光体との接触事故のことを警戒され特殊機関BCSTによって拉致される。ウルトラマンとして覚醒した当初は自分の変化に戸惑っていたものの、愛する家族を守るためにザ・ワンと戦うことを決める。

キャッチコピーの銀色の流星とは、作中で少年時代の真木があこがれた銀色塗装の戦闘機F-104Jの事であり、ウルトラマンの体色とのダブルミーニングである。


水原沙羅

特殊機関BCST監察官。有働の婚約者。

恋人を奪った地球外生命を憎んでおり、同じような存在となった真木を強引に拉致したり、ザ・ワンを誘き出す為に真木を利用したりなどの強硬策も辞さなかった。しかし真木との交流の中で次第に彼を信頼するようになり、ザ・ワンの暴走を止めるよう協力を求める。

後にウルトラマンネクサス本編にも登場する。


有働貴文

海上自衛官。沙羅の婚約者。

潜水艇での調査任務中にザ・ワンに身体を乗っ取られる。沙羅の動揺を誘う為に勝手に姿を使われたり、ヤモリやトカゲやネズミやカラスなどと合体させられるなど、乗っ取られて以降も踏んだり蹴ったりである。


真木継夢

真木舜一の息子。

先天性の病気を患っているが、父と同じイーグルドライバーになることを夢見ている。


倉島剛

真木の親友にして、同僚のイーグルドライバー。

真木一家の監視を命じられた時も、真木を家族に合わせてやったり、ウルトラマンが真木であると気付き、援護しつつウルトラマンに呼びかけるなど、友人としてさりげなく大きなサポートをする。


関連イラスト

飛べる…俺は…この空を飛べるッ!!!

関連タグ

仮面ライダーTheFirst・・・・こちらもリメイク作品

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