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蛍狩りの編集履歴2017/08/10 22:14:24 版
編集者:もと
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解説

を追い捕らえたり眺めたりすること。季語

(『大辞林』より)

もっとも、今日では紅葉狩り桜狩りと同様、蛍の灯す幻想的な光を鑑賞して楽しむという意味に使われるケースがほとんどである。

蛍の光

さて蛍の光で脳裏に浮かぶのは、NHK紅白歌合戦のフィナーレや高校野球の閉会式で歌われ、かつては卒業式鉄板ソングの一つでもあった唱歌蛍の光』。

スコットランド民謡Auld Lang Syne”に稲垣千頴が作詞。)

蛍の光、窓の雪

書(ふみ)読む月日、重ねつつ

何時(いつ)しか年も、すぎの戸を

開けてぞ今朝は、別れ行く

冒頭にある「蛍の光 窓の雪」の一節の元ネタは、中国東晋の時代の故事『蛍雪の功』だと言われる。

車胤(しゃいん)という青年は家が貧しくて、夜に本を読むための灯りの油が買えなかった。

そこで夏に蛍を数十匹掴まえ絹の袋に入れ、その光で書物を読んで勉学に勤しんだ。

そして、やはり貧乏だった孫康(そんこう)という青年は、冬の夜に窓辺にを積み上げ、雪に反射する月光で読書したという。

後に2人とも立身出世を果たし高位の役人になった事から、古くから『苦学を重ねて成功する』という意味に用いられている。

だが、しかし…!

これらは尊い行動の様に思えるが、少し現実的に考えて欲しい。

いくら蛍を何十匹集めても、蛍の明かりは2〜3秒ごと点滅し一斉に光るものではない。

また、例え満月の夜でも雪の反射の明かりで本など読めようはずが無く、加えて雪が積もる様な氷点下の気温。開け放った窓の側で長時間過ごすなど、自殺行為にも等しい。

賢明なるpixivユーザー諸君、決して真に受けマネしてはイケない!(笑)

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