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マレーシアの編集履歴

2017-08-14 13:38:38 バージョン

マレーシア

まれーしあ

マレーシアは東南アジアにある、3つの主要民族で構成される多民族国家である。

概要

 マレー半島南部とボルネオ島北部に跨っており、タイシンガポール(1963-1965年までマレーシア)、ブルネイインドネシアと国境を接している。

 首都はクワラルンプール。意外と知られていないが、立憲君主制で国王が存在している。

 また、イギリス連邦の一員である。

 なお、マラッカ海峡はソマリア沖と並び海賊多発地帯として有名である。

歴史

 マレー半島は15世紀にマラッカ王国などの王国が成立し、それらの国は交易で栄えたが、その後それらの国はポルトガル、その後イギリス東インド会社(アジア地域との貿易独占権を与えられた特許会社であり、このインドという言葉には「ヨーロッパ以外の地域」の意味が存在する)によって支配され、1824年にはイギリス植民地(イギリス領マラヤ)とされる。

 第二次世界大戦時に日本軍によって支配されるものの、戦後は再びイギリスに攻めいられるも1957年にマラヤ連邦として独立した。

 その後1963年にイギリスから独立した北ボルネオ、サラワク、シンガポールを加えマレーシアとなるが、1965年にシンガポールはマレーシアから追放される形で独立した。

 植民地時代から天然ゴムプランテーションスズの採掘など、特定の農産物や鉱物生産に頼るモノカルチャー経済が長らく続いていたものの、4代首相のマハティールによる日本を手本にした「ルックイースト」政策をとったことにより、工業化経済成長の2つを達成させた。

国旗

 月と星イスラム教シンボルの色はかつての植民地イギリスから、紅白の14本の線は独立時の州の数を表している。

国家形態

面積33万平方km
人口2840万人(2010年)
民族マレー人、華人、インド系他
言語マレー語、タミル語、中国語、英語他
宗教イスラム教仏教ヒンドゥー教キリスト教

選挙で変わる国王

 マレーシアでは現代王国の中では珍しく、選挙で国王が変わる国である。一般的に国王は世襲で変わるが、マレーシアの場合、13州の内9州にいる首長であるスルタン(イスラム世界における君主号のひとつ)から投票で選ばれ、5年の任期で内閣の補佐を受け行政を行う。


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シンガポール:隣接国。マレーシアには名物マーライオンチョコレートの製造拠点もある。

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