概要
この国立公園(国際自然保護連合が定める保護地域のうち、カテゴリーIIのものであり、国が指定し、その保護・管理を行う自然公園)はマレーシア北部、マレー半島中部に存在する国立公園であり、半島の最高地点であるタハン山が存在している。
また公園内は広大な敷地(4000km2越えであり、マレーシアの3つの州にまたがっている)内を熱帯雨林で覆われ、各種大型の哺乳類、250種類以上の鳥類、約300万種の昆虫などが生息しているといわれる。
なおこの国立公園が設置されたのはイギリス領マラヤ時代であり、そのときにはジョージ5世国立公園であったが、独立後にマレー語で「国立公園」という意味のある現名称に変更された。
この国立公園には東西南北に各入口が存在している。一番利用しやすいのが南ゲートであるクアラ・タハンと思われる。全ての入園者は「野生生物及国立公園課」から許可を得る必要があるため、注意が必要である(現地のツアーに参加するとその手続きが代行される)。
またジャングル内にはトレッキングルートも整備されておりキャノピーウオーキング(木の上にかけられた橋の上を歩くツアー)やボートによるツアーなども可能である。
マレーシアの国立公園
マレーシアにはこの国立公園のほかに複数の国立公園が存在している。この項目では適当にピックアップする(実はきちんとした資料を所有していない)。
マレー半島
- ベルムテメンゴール国立公園(北部)
- エンダウ・ロンピン国立公園
- タンジュン・ピアイ・ジョホール国立公園(ジョホールバルの南西)
ボルネオ島
- キナバル国立公園
- グヌン・ムル国立公園(ボルネオ島)
- グヌンガディン国立公園(ボルネオ島)