概要
多田李衣菜と木村夏樹はロックを共通の趣味としていることから、二次創作では当初からコンビで描かれることが多かった。
2012年3月31日、コンプガチャ「制服コレクション」で両者がレア化したことにより、二人の掛け合いが公式に実装された。
お互いを「だりー」「なつきち」と呼び合う仲であり、また李衣菜がUKロックを聞かないことを
夏樹が揶揄するなど、軽口を叩ける関係のようである。
ユニット名は「ロック・ザ・ビート」(アイドル★セッションのライブトライアルから)
イベントやセリフで関わった回数はモバマス内の組み合わせでも最多と思われる。
「制服コレクション」後の主なイベント
ロッキングガール&ロッキングスタイル
7月24日開始のイベント「アイドルサバイバルinサマーライブ」、2012年7月25日のプラチナガチャ更新により両者の新カードが追加され、それに伴う「シンデレラガールズ劇場」第22話・23話では夏樹が李衣菜の行動をお見通しであったことや、電話などで仲の良さを描写されていた。
この時に追加された[ロッキングスタイル]木村夏樹の特訓後は自分の属性であるパッションのみならず李衣菜のクールも強化するスキルを持っており、[ロッキングガール]多田李衣菜と[]の部分がセットのようにもなっている。
新春コレクション
2012年12月31日、期間限定ガチャ「新春アイドルコレクション」でもコンビとして登場。
イラスト・セリフ・劇場ではプロデューサーと一緒にカウントダウンライブを観に行っていることが分かる。
また、レアリティこそ李衣菜→Sレア、夏樹→レアと違うものの、特訓後の衣装はお揃いのものになっている。
(普通は期間限定ガチャのレア数人が同系統衣装、Sレアが個別衣装)
アイドル★セッション
2013年4月16日開始のイベント「アイドル★セッション」ではなんと主役コンビとして登場。
イベントは夏樹が出演予定のロックフェスに李衣菜も(半ば無理やり)一緒に出演することになり、そのレッスンとフェス本番を行うという全体的にアイプロに近いが、アイサバの要素やLIVEツアーの要素も若干入ったものである。
イベントの内容もただひたすらに二人(+プロデューサー)で、今まで断片的にしか知る事の出来なかった二人の様々なかけあいが楽しめる。
李衣菜レッスン昼・夜・エンドレス、夏樹レッスン昼・夜・エンドレス、李衣菜&夏樹ロックフェス会場昼・夜・エンドレスと、この全てがだりなつ尽くしなのである。とんでもない。
ともにレアリティはレアとSレアの両方が登場。両者のレアと李衣菜のSレアはアイプロと同じくセッションレベルが一定になると手に入る。夏樹のSレアは上位報酬。
Sレアでは互いに相手のイラストに描かれており、Sレア+は横に2枚で一組のような絵柄になっている。
その他
シンデレラガールズ総選挙
2012年7月に開催された第1回シンデレラガールズ総選挙の二人のセリフ
夏樹:本当にロックな奴は順位なんか気にしないんだぜ?ロックは生き方だからな!〇〇さんが認めてくれればいいのさ!
李衣菜:〇〇さん、私はロックなアイドルとしてナンバーワンを目指します!あ、ちょっと笑いました?今笑いませんでした?ねぇ!
単体で見るとお互いの名前は出していないが並べると心なしか対応しているようにも見える。Pが笑った理由とは…?
多田李衣菜CDデビュー関連
2013年1月23日、李衣菜のCDデビューに伴って李衣菜が劇場・スロットチャンス演出に登場した。
劇場には夏樹こそ登場していないものの、さりげなく(あまりさりげなくない)過去に二人で(?)カラオケに行ったことがあるということが判明。
スロットチャンスの李衣菜演出にはなんと夏樹本人が登場。エアギターのようなポーズでカッコつけている李衣菜をやれやれ顔で見守っている。
また、李衣菜の曲「Twilght Sky」には間奏に少し長めのギターソロが入るが、CD発売前に登場した[新春コレクション]木村夏樹+のライブ開始時のセリフが「アタシのギターソロはどうだい!」である。偶然の一致かもしれないが…?
中の人関連
デレラジ第24回にゲストとして李衣菜のCVを担当している青木瑠璃子さんが出演した際、「CDデビューしてほしいアイドルは?」という質問に対し真っ先に「なつきちと一緒に歌いたい」と返している。
また、ツイッターで度々なつきちの名前を出していたり夏樹の誕生日の時お祝いをしているなど、中の人もなつきちを気に入っているようである。後に声優が安野希世乃に決まった際には時空の関係から先にゲストでの出演が決まっていたデレラジAの実況にも参加して見守っていた(?)他、これをコメント欄で知った安野氏が青木氏に呼び掛けるという場面も見られた。
新春アイドルプロデュース
李衣菜がエクストラコミュ(ゲスト)キャラクターとして登場。
年をまたぐイベントだったため12月31日までのセリフと1月1日からのセリフが変化しているが、1月1日以降に見られるセリフの一つに
「○○さん、カウントダウンLIVEって最高ですよね!カッコいいですよね!オトナっぽいし…」
というものがあるが、このコミュでパーフェクトを出すと・・・
「なつきちと行ったカウントダウンLIVE最高でした! 次は私がステージでみんなを熱狂させますよ!」
ごちそうさまでした。
アンソロジードラマCD
アイドルマスターシンデレラガールズコミックアンソロジーcool VOL.2に付属するドラマCDに出演した李衣菜が夏樹について少しだけ触れている。
TVアニメ
2015年放送のTVアニメでは1stシーズンの時点でそれぞれ346プロのアイドルとして描かれていたが、両者が出会いを果たすのは2ndシーズンからであった。
第14話では李衣菜が練習でギターを弾いているのを聞きつけて夏樹が現れ、李衣菜からギターを借りると利き腕でないにもかかわらず見事な演奏を披露、李衣菜も思わずときめく。
これが2人の初対面で、この時点で夏樹は前川みくもその名を知るほど有名なロックアイドルなのだが、李衣菜は知らなかったもよう。
第19話で本格的に知り合うようになり、「だりー」「なつきち」とあだ名をつける。
お互いに気が合うことを分かりながらも、それぞれの方向性に進んでいた2人だったが、最終的には夏樹がシンデレラプロジェクトに加わることで合流。その際に「にわかロック」という一度限りのバンドを結成し、346プロの面々に歌を披露した。
この回では前川みく、安部菜々を加えた『アスタリスクwithなつなな』を結成してED曲を担当している。
22話ではトラブルフォローのための即興パフォーマンスにもかかわらず、息ぴったりのセッションを披露した。片方は例によってエアギターだが。
25話エピローグでは、ラジオ局と思わしきイベントに2人で出演していた。
スターライトステージでは
リズムゲーム「スターライトステージ」においても2人のコンビ描写は濃く描かれている。
夏樹をメインとするストーリーコミュ第23話「Because You are You」では、李衣菜が夏樹に対し憧れの裏返しともいえるコンプレックスを吐露し、それに向き合う夏樹と改めて絆を深め合うエピソードが描かれた。一連のセリフの中では、お互いの持ち歌「Twilight Sky」「Rockin'Emotion」の歌詞を引用する場面も見られた。というかそもそもコミュのタイトル自体が「Twilight Sky」のラストの歌詞から取られている。
そして2016年10月20日、2人がついに「ロック・ザ・ビート」として初のユニット曲「Jet to the Future」を発表。同名のイベントでアイドルセッション以来となる2人のデュオとしての活動が描かれることとなった。
報酬も当然ながらセッションと同じ2人のカードだったが、事前情報で出ていた2人のイラストのシチュエーションとセリフからは何やら不穏な空気が漂っていた。
そしてイベントのスペシャルコミュ第2話で事件は起こった。それまで仲良く順調だったはずの2人が突然喧嘩別れしてしまったのだ。
お互いのことを思いながらも気持ちの違いを理解できずすれ違ってしまった2人。今まで明かすことのなかった夏樹の過去と本音が2人が再び向き合う鍵を握ることとなる。
だりなつ始まって以来の波乱となったが、その苦難を乗り越えた先にこれまで以上にユニットとして大きく成長を遂げた2人が描かれることとなった。
また、それぞれの1コマ劇場でもコンビで登場するだけでなく、星輝子の劇場にまでコンビで登場していた。
多田李衣菜① カンペキ!
李衣菜「どうッ!?もうカンペキでしょ!エアギター!」
夏樹「…そろそろエアじゃなくてだな…」
木村夏樹① セットの時間
夏樹「セットの時間?これセットじゃなくて寝癖なんだけど」
李衣菜「ウソォ!?」
夏樹「ああウソだよ」
星輝子① Q・メタル好きなの?
輝子「あ…ああいう曲が好きなんじゃなく自分を出したら…自然とああなる…んだ…」
夏樹「聞いたか」「これが本当のロックだ」
李衣菜「!?」