概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場した四天王。
四天王のデザインを担当した大村氏曰く、ギーマとシキミが「黒」、レンブとカトレアが「白」のモチーフカラーだったらしい。
今回の四天王は色々と変更点がある。
第一に、今回は前作までと違い、任意で誰からでも挑戦可能となった。
その為、4人の手持ちポケモンのレベルには差が存在しない。
プレイヤーは得意なタイプ使いから挑戦することも、その逆もできる。
第二に、1回目の四天王の所持ポケモン数は4匹しか持っていない。
その後エンディングを迎えることで、2回目以降は強化状態となり、所持ポケモンが従来通り6匹となる。
一番大きく異なる点は、1回目はこの4人の四天王を倒すと、チャンピオン・アデクと戦わずに、Nの城であの二人と、伝説のポケモンの最終対決となる。
一度エンディングを見た後で、初めてチャンピオン・アデクと戦えるようになる。
2年後の舞台となるBW2でも四天王のメンバーは変わっていない。
初回からでもチャンピオンと戦えるが、アデクはチャンピオンを引退しており、その地位をとある別の人物に譲っている。
設定上の特徴として、従来の四天王では一人か二人は熟年のトレーナーがいたが、イッシュ四天王は4人とも若いことがあげられる。チャンピオンのアデクが高齢であることの対比と思われる。BW2でのチャンピオンは四天王よりも若くなるが…
アニポケにおいてはカトレアだけが本編に出演しそれ以外は一切なしというホウエン四天王と似たような不遇の扱いである。だが皮肉にもそのカトレアの声優が本編に出演した3年後に夭折しまうという事態にも見舞われている。