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阪急2000系の編集履歴

2017-09-02 20:47:50 バージョン

阪急2000系

はんきゅうにせんけい

かつて阪急電鉄が所有していた車両。第1回ローレル賞受賞。

概要

1960年に登場した阪急電鉄通勤形電車。主に神戸線宝塚線で運用されていた。

1961年に鉄道友の会より第1回ローレル賞2300系とともに受賞している。

車体はナニワ工機が手がけた鋼製の準張殻構造(セミモノコック)を採り入れている。前面は前照灯が上部に埋め込まれて、尾灯・種別灯が上部左右に配されている。看板は窓の下部の左右に取り付ける方式となっている。側面は両開き扉を阪急電鉄で初めて採用し、3箇所配されているほか、側窓は扉間に3枚、先頭部に1枚、車端部に2枚配されている。


形式区分

  • 2000系:基本形態。主に神戸線で運用。
  • 2021系:神戸線および宝塚線で架線電圧昇圧決定に伴う複電圧対応型。
  • 2100系:宝塚線仕様。低速域を強化するため歯車比を大きくし、主電動機出力を抑えている。

能勢電鉄への譲渡

7000系8000系の導入に伴い、余剰となった車両が能勢電鉄へと譲渡された。2100系を種車とした車両が1500系を、2000系を種車とした車両が1700系を名乗ることになった。

1500系は譲渡した当時、冷房装置が付いていなかったのと、能勢電鉄が架線電圧600Vであったことから、冷房装置の取り付けと降圧化工事が施工された。1700系は譲渡した当時より冷房装置が付いている。

1500系は2015年より5100系能勢電鉄に導入したことにより置き換えられ、2016年6月22日に1560編成を最後に運転を終了し、引退した。


関連項目

阪急電鉄 阪急電車 阪急 阪急神戸線 阪急宝塚線 2000系 ローレル賞 鉄道友の会

能勢電鉄 1500系 1700系

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