概要
大きな耳としっぽ、大粒のエメラルドのように美しくつぶらな瞳が特徴的。
大きさは成獣でも人の両手に抱えられるほどに小さい。
因みに食性は雑食性である。
また虎のように黄金色に焦げ茶色の縞の入った体毛が生えている。
「風の谷~」では主人公・ナウシカにとても良く懐いたが、「本来は人間に心を開かない生き物」とされる。実際にナウシカとの初対面で、彼女を威嚇した上にひとさし指に思いきり噛みついていることからも、小さいながらも気性が荒く警戒心が強い一面が見てとれる。
『風の谷のナウシカ』のキツネリス
テトと言う名前のキツネリスが主人公・ナウシカのパートナーとして登場する。
元は剣豪ユパが、羽蟲に攫われたキツネリスを人間の子供と勘違いして救助の為に発砲、それに激昂した王蟲に追われていたところをナウシカに助け出され、その後、ナウシカの所有となった。
苦難の絶えない旅を続けることになるナウシカにとって、かけがえのない心の支えとなっていくも、原作では旅の終盤で力尽きてこの世を去っている。
『天空の城ラピュタ』のキツネリス
主人公・パズーとシータが浮遊城ラピュタに到着した際、ふたりの目の前に現れた庭師ロボットの肩の上で数匹のキツネリスが戯れる描写がある。
注意事項
UTAU音源重音テトとの混同が起きやすいため、キツネリス関連作品を投稿する際は、「テト」だけでなく「キツネリス」タグもつけることが望ましい。
紳士的余談
なお、ナウシカとテトと言われて、「帝国の戦闘艇でペシテのガンシップに襲われたときにテトを服の中に匿うナウシカ」を思い出す人もいるだろう。
そして紳士諸兄なら一度は思う――
「おいテト、ちょっとそこ代われ」……と。