出演作は、「ドラキュラ伝説」「ドラキュラ伝説Ⅱ」(ゲームボーイ)「ドラキュラ伝説Rebirth」(Wiiウェア)
概要
ヴァンパイアハンターの一族、ベルモンド一族の一人。ラルフ・C・ベルモンドとシモン・ベルモンドの間の時代に位置する人物。
英雄クリストファー・ベルモンド
初代悪魔城ドラキュラにも「英雄クリストファー・ベルモンド」という名前だけは登場していた。
しかし初代発売当時から続編を想定していたとは考えにくく、往年のゴシックホラーを踏まえた作風であることから、元ネタの映画『吸血鬼ドラキュラ』でドラキュラ伯爵を演じた「クリストファー・リー」に捧げるオマージュであると推察される。
同じくクリストファーの名を持つラルフ・C・ベルモンド(Cがクリストファーの略)が登場する「悪魔城伝説」の発売は「ドラキュラ伝説」から僅か2ヵ月後であり、同時並行で開発が進んでいた可能性が高い。
海外版でのラルフは「トレバー・ベルモンド」と名を改められ日本でも後のシリーズで定着したことにより、英雄クリストファーはドラキュラ伝説の主人公という裏付けが成立することになった。
ストーリー上の活躍*
ドラキュラ伝説
時は16世紀、滅びたはずのドラキュラ伯爵が復活した。(これによって、ドラキュラは100年に一度蘇るという伝説が生まれる。)クリストファーはドラキュラを滅ぼすべく悪魔城に乗り込む。激闘の末、ドラキュラを倒すが・・・
ドラキュラ伝説Ⅱ
クリストファーがドラキュラを倒してから15年、ドラキュラは完全には滅びておらず、魂は現世にとどまったままだった。肉体の復活とベルモンド一族への復讐を目論むドラキュラはクリストファーの息子、ソレイユ・ベルモンドを操り、野望を果たそうとする。ドラキュラを滅ぼすため、そして息子を救うため、彼の戦いが再び幕を開ける。
ドラキュラ伝説Rebirth
100年に一度蘇るという予言通り、ドラキュラ伯爵が復活の時を迎える。その危機に、かつてドラキュラを滅ぼしたヴァンパイアハンター、クリストファー・ベルモンドが立ち上がる。
能力
全作品に共通するアクションとしては、ムチが水晶玉をとるたびにパワーアップし、最大まで強化されるとムチの先から火の玉を放って遠距離攻撃が可能になる。(とはいっても、彼特有の能力ではない。彼以外にもその能力を使用できるハンターは存在する。)
ドラキュラ伝説
単刀直入に言うと、恐ろしいほど弱い。
とんでもないほど鈍足(これはGBの性能故仕方ないことだが)、ムチの振りが遅い、サブウェポンがない(ハートは回復アイテムに)ことから、「ベルモンド一族最弱」、「英雄(笑)」という不名誉な称号を付けられた。
ドラキュラ伝説Ⅱ
15年後、奴は進化して帰ってきた。
前作に比べて、移動能力がかなり向上。そして、十字架(海外版は斧)、聖水の2種類だけだが、サブウェポンが使用可能になった。
しかし息子は更に強かった。
ドラキュラ伝説Rebirth
性能が大きく変化。火の玉はムチの最大パワーアップから一定時間しか発動できなくなった。しかし、サブウェポンはナイフ、斧、十字架、聖水、懐中時計の5種類が使用可能になり、扉を開けるための鍵もサブウェポンとして持ち歩けるようになった。(ただし、リヒターのように、鍵で攻撃はできない。)
TAS動画におけるクリストファー
変態的な移動方法だのバグ空間突入だのといった要素が無いので「最適化された動作で普通にクリアする」という地味な存在だった。
…のはGB時代までの話。
ウワァー。
デーンジャデーンジャー! (ジェノサァイッ!) デスザクライシス! デンジャラスゾンビ! (Wooo!)
海外版『ReBirth』において「扉を通ると同時に死ぬ事でHPゼロのまま無敵状態を持続させる」バグが発覚してしまいついに変態の仲間入りを果たした。
「ウワァー」と叫びつつ扉を開けてベルモンドウォークでのっしのっしと練り歩き即死トラップすらすり抜けて伯爵の元へ向かう姿はまさしく不死身の変態。
死を超越した彼を最弱などと呼ぶ者はもはやいない! …ってどうしてこうなった…
ちなみに同じ時期にやっていた某有名特撮に登場する神がHP0で常時死にっぱなしだから死なないとかやってた事からこのTASテクニックを『デンジャラスゾンビ』とか呼んでる人もいる。