勝った方が我々の敵になるだけです
かったほうがわれわれのてきになるだけです
概要
元ネタは、1989年(平成元年)に東宝より公開された怪獣映画『ゴジラvsビオランテ』における黒木翔三等特佐の台詞。
箱根の芦ノ湖でゴジラとビオランテの対決を見守っていた際、山地統幕議長が「一体どうなるんだ?」と言ったのに対し、黒木特佐はただ一言、「勝った方が我々の敵になるだけです」と返答した。
いや、まったくごもっともです。
ちなみに、この映画のキャッチコピーの1つに、「勝った方が人類最大の敵になる」というものがあったりする。
用法
pixivにおいては、夢の対決タグの一種として用いられることが多い。ただ、有名ヒーロー同士若しくは有名ヒーローと有名敵キャラクターの対峙する様子を描いた「夢の対決」とは異なり、人類に仇為す者同士の対決が描かれているというのがポイント。つまり、どちらが勝ったとしても人類に対する脅威は完全に消え去らず、人類にとっては絶望的な結末しか待ち受けていない…ということである。
元ネタが怪獣映画における台詞だったためなのか、このタグの設定されているイラストは怪獣同士の対決を描いたもの(特にコイツとアイツ)が多い。
…まぁ、後者は基本的に人類の味方なので、よほど人類が何かやらかさない限り勝ってくれれば一安心、となることが多いのだが…(とは言え、戦いの巻き添え食って大量に死者が出たこともあったので、その場合は素直にそう言えるかは…)。
なお、黒木特佐自身は、怪獣が2体現れたことに絶望していたわけではなく、「どちらが勝とうが倒すだけ」といったニュアンスで発言している(実際、別のシーンで「私の仕事は敵に勝つか、負けるかです」とも発言している)。
同人動画
これは海外では有名な創作シリーズの一つであるが、今回に関わらずバイアスが掛かっていると何度も批判を受けているため、アテにしないように。今回に関しても、負けた方の生態を熟知しているファンなら、この動画での決着の仕方があり得ない(あれだけで決着がつくわけない)ことがお分かりになるはずである。
他の動画集
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怪獣 怪獣映画 ゴジラvsビオランテ ゴジラ ガメラ 黒木特佐
エイリアンvsプレデター-1作目のキャッチコピーが「どちらが勝っても、人類に未来は無い」