データ
役職/ダイカーン→カロー(ジョウギ座系担当)
出身/トテム星(ワシ座系)
身長/195cm
体重/176kg
装備/ザンダーバー刀
分類/甘言宇宙人
概要
半年前はチキュウに常駐していたダイカーンの一人だったが、とある功績を挙げた事で昇格、ジョウギ座星系を支配する立場に就いたカロー。トーテムポールを連想する頭部と青色の大鎧を纏った身体と言う、シンプルだが力強いシルエットの外見を持つ。
トーテムポールの顔が刀身に描かれた両刃剣『ザンダーバー刀(とう)』を振るって放つ斬撃は強力で、建物の一角に放てば瞬く間に瓦礫に変えてしまう程。
支配星系内にある惑星・スリービーに据えられた、ジャークマター学園都市を支配するスクールインダベー一家の上司だが、彼等がキュウレンジャーに敗北しても哀悼する所か『役立たず』と口汚く罵る冷酷非道な性格。キョダインロウは左腰前に下げている。
スティンガーやチャンプとはチキュウ赴任時に面識があり、因縁を持っている様である。
ダイカーン時代
強い上昇志向故に兼ねてよりカローへの昇格を窺っており、その功績を積む為にチキュウ人とイッカクジュウ座星系人のハーフである女、ミカ・レーツを利用した計画を実行していた。
その内容は、支配地区付近に身を寄せていたチキュウ人達へ自身の配下を送り込み執拗に痛め付ける事で異形の宇宙人に対する憎悪を植え付け、その憎悪を右手が異形であるミカに向かう様仕込む。これにより心身に傷を負い孤独になったミカに上辺の優しさと甘言に満ちた救いの手を差し伸べ、彼女に『孤独から抜け出すには迫害する者達を殺してダイカーンになるしか無い』と吹き込む事でチキュウ人同士殺し合わせると言う、外道としか言えない最悪の物であった。
立案したザンダバルド自身はこの計画を実行させる為なら、本来自身とは真逆の存在である聖人の様な振る舞いや言動でミカに接する事も厭わない(※拠点のモライマーズ内の謁見部屋も教会風に作り替えているのがより胸糞悪い)。無論、計画が成功した暁にミカを救う気は無く、適当な扱いをして使い物にならなくなったら処分する腹積もりだった。
余談
モチーフはカナダやアメリカの先住民インディアンに伝わる伝説の鳥・サンダーバード。
ザンダバルドが出世欲の強いキャラクターのため、「上昇志向」のイメージから積み重なった柱や鳥を連想し、モチーフとなっている。