概要
遠月茶寮料理學園高等部3年生。「遠月十傑評議会」の元第五席。
モヒカン頭で、顔に横一文字に走る大きな傷があり、木製の鞘に収めた巨大な包丁『いさな斬り』を持ち歩くなど、少々浮世離れした身なりをしている。
「武士道を志すあまり、どうでもいい事に武士っぽさを見出してはこだわり抜く」という女木島曰く面倒くさい癖がある。
他の十席5人と謀って薙切薊に加担し、薙切仙左衛門を総帥の座から追い落とした。
中枢美食機関(セントラル)発足後は薙切薊の方針に賛同しなかった第三席の女木島冬輔が除名されたため、新たに第四席となっている。
本人曰く、「武士道を重んずる俺でも『拙者』などとは言わぬ」と言ったが、十傑の3年からは言うと返された。小林竜胆によると時々、拙者と言うらしい。
過去
斎藤の母親は腕利きの寿司職人だったが、別の寿司屋に転職した際、女というだけで悪質な勤務状況に追い込まれ、斎藤を1人残して倒れた。
この事態から斎藤は各所で寿司職人としての能力を見せつけ、子供だからと差別待遇をする周囲の面々を黙らせてきた(要するに下剋上)。
料理
得意料理は寿司で、当代きっての天才寿司職人の異名を持つ。
背負っているいさな斬りは飾りではなく、自身の包丁さばきで目にもとまらぬ速さで巨大な鮪を捌く大技を披露した。
それ以外にも、魚を活かすためにあらゆる副食材を自由自在に扱いこなし、魚のスペシャリストである黒木場をも絶句させたレベルのもの。