概要
一般家庭で人と共に暮らす自律型ロボットの日常を描いた作品。
ドラえもんに似た世界観を持つ、どころか、「オバケのQ太郎とドラえもんを足して2で割った様な作品になっちゃいました」と、アニメーション制作を手掛けたサンライズ(放送当時創映社→日本サンライズ)の関係者が後に語っている。
TBS系列局全23局(当時)の他、フジテレビ系列局約2局(テレビ山口はその後フジテレビ系列から追放、TBS系列へのネットチェンジを余儀なくされた)にて、1976年10月からから1977年9月にかけて放送された。
コミカライズが、小学館の学年誌3誌(低学年向け)と「てれびくん」、秋田書店の「冒険王」に掲載された。
本作の企画書補遺、キャラ表、ゲスト・キャラクターデザイン、作画監督を担当した安彦良和は後に『無敵超人ザンボット3』のキャラクターデザイナーとして参加した時にはビートンに参加した時の癖があったのか、ザンボット3の主要キャラクター(神勝平、神江宇宙太、神北恵子)の初稿をビートンと同じ2~3頭身スタイルに描いて提出したのか、監督の富野由悠季に「もう少し、足長くならない!?」と咎められ、富野総監督にリテイクを食らった事もあった。
登場人物
ビートン - 子供っぽいロボット
正夫(マーちゃん) - ビートンの持ち主であり親友でもある少年
トン子 - 正夫の妹
うららちゃん - ヒロイン
ネンネン - 中盤から加わって何かと話題になった美少女型ロボット
ガキオヤジ - ビートンにちょっかいを出してくる中年現役ガキ大将
ブリキン - ガキオヤジが従えているロボット