レムレス(セーラームーン)
れむれす
概要
古代ローマ人たちが信じ恐れていたローマ神話で語られる悪霊レームレスの名を冠するデッド・ムーンの魔物たちの総称。
原作とテレビアニメでは設定が違う。それぞれの解説は次の通り。
アニメ『美少女戦士セーラームーンSS』
本作の怪人枠で、アマゾン・トリオやアマゾネス・カルテットに付き従い、ペガサス探しを妨害するセーラー戦士たちの排除や用無しとなった“夢の鏡”の後始末の為に、彼らや彼女たちの影より召喚される。
ギャグキャラの傾向が強かったり、奇怪なポーズを取る人物(?)が多く今までの敵たちと比べるとやや緊張感に欠けるが、前回の出来てあるデス・バスターズのダイモーンよりも強力で、当初、ペガサス(エリオス)の力を授けられていなかったセーラームーンたちは全く歯が立たなかった。
また、今まで登場して来た敵対組織に所属している怪物たちと比べると男性怪人が多いという特徴を持つ。
その正体はネヘレニアが生まれ育ったとある小惑星の王国の臣下や民たちの成れの果ての姿。
未来の老いさらばえた自分の姿を見た事で、臣下の者たちや民たちから見捨てられると思い、美貌を失うことを極度に恐れ始めたネヘレニアによって永遠の若さを保つための源として “夢の鏡”を奪われて喰われた事により魔物化した姿こそがレムレスの誕生の経緯である。
セーラー戦士たちに浄化されて倒されると万華鏡の中で「ゲームオーバー‼」(アマゾン・トリオ)、及び「ステージアウト‼」(アマゾネス・カルテット)との断末魔と共に消滅する(ただし1人だけ、この2つとは全く異なるセリフを言ったものもいる)。
なお、消滅の演出には二通りあり、アマゾン・トリオが活躍していた前半のレムレスたちは、“封印”に近い消滅の仕方だが、後半のアマゾネス・カルテットが使役する“夢食い”の名を冠するレムレスたちは粉々に砕け散る描写が挿入される。
一覧
※登場話数は無印からの通算
アマゾン・トリオ配下のレムレス
名前 | 声優 | 登場話 | 指揮官 |
---|---|---|---|
カラクリ子 | 金丸日向子 | 128話 | タイガーズ・アイ |
曲馬団子 | 中山真奈美 | 129話 | タイガーズ・アイ |
ド・カン子 | 平松晶子 | 130話 | ホークス・アイ |
お手玉子 | まるたまり | 131話 | タイガーズ・アイ |
プー子 | 天野由梨 | 132話 | タイガーズ・アイ |
着ぐるみ子 | 渡辺久美子 | 133話 | タイガーズ・アイ |
テンコ | 萩森侚子 | 134話 | タイガーズ・アイ |
ヘビハナビ子 | 原えりこ | 135話 | タイガーズ・アイ |
ミズゲイ子 | 片石千春 | 136話 | タイガーズ・アイ |
綱わたろう | 檜山修之 | 137話 | フィッシュ・アイ |
ブラん子 | 西川宏美 | 138話 | ホークス・アイ |
あやとり子 | 中山真奈美 | 139話 | タイガーズ・アイ |
ゴム・マリオ | 岩永哲哉 | 140話 | フィッシュ・アイ |
ぎったんこ&ばったんこ | 西川宏美 | 141話 | タイガーズ・アイ&ホーク・アイ |
オートバイ子 | 中山真奈美 | 142話 | ホーク・アイ |
まわし太郎 | 池水通洋 | 143話 | フィッシュ・アイ |
ポン子 | 松井摩味 | 144話 | タイガーズ・アイ |
クルミワリオ | 千葉繁 | 145話 | フィッシュ・アイ |
エレファン子 | 中山真奈美 | 146話 | ホークス・アイ |
シャッフル・フルオ | 麻生智久 | 147話 | フィッシュ・アイ |
とびはねる | 石井康嗣 | 148話 | フィッシュ・アイ |
ミスター・マジック・ピエロ | 龍田直樹 | 149話 | ジルコニア(ネヘレニア)? |
※ミスター・マジック・ピエロを実際に生みだしたのはアマゾネス・カルテットの1人であるパラパラの持つ玉。