マツブサ
まつぶさ
概要
ルビー・サファイア版
「だが この先も
われわれマグマ団に たてつこう ものなら
ただでは すまさないからな それだけは覚えておきたまえ…!」
マグマ団のリーダー。髪型は赤髪のオールバック。グラードンを利用し、陸を増やす目的を持っている。
名前の由来はマツブサ科の落葉つる性木本「マツブサ」からと思われる。
大地を増やすことで人や地上に棲むポケモンが住みよい世界を作る、というある意味危険思想ともとれる考え方をしており、自らを「悪」と定義して行動するロケット団ボス・サカキとは一線を画する。最終的に、おくりびやまから奪った珠の力でグラードンを目覚めさせる事に成功するも、その直後にグラードンの力で世界中が日照りに見舞われる異常気象を目の当たりにし、自然のバランスをむやみに変えてはならないと悟り、珠をおくりびやまに返して行方をくらませた。
『サファイア』ではアオギリの暴走を食い止めるためマグマ団を率い、主人公に協力を申し出る。
アニメではAG97話と98話に登場。声優は藤原啓治。
マグマ団のリーダーだからか、プレイ開始時に選択できる7言語ではいずれも名前が「Ma」で始まる。
日本語:Matsubusa
英語:Maxie
フランス語・イタリア語:Max
ドイツ語:Marc
スペイン語:Magno
韓国語:Majeok
リメイク版のマツブサ
「ものの 1びょうでも
われらに たてつこう ものなら
この マツブサ ようしゃはせぬぞ……!」
眼鏡に七三分けと旧作と大きくデザインが異なっている。アクア団のリーダー・アオギリ同様にキーストーンを所持しており、メガメガネとして身につけている。
第一印象で「えっ誰この人?」と思った人も多いはず。
バトルに負けると取り乱してメガネがずり落ち、慌てて直し元の澄ました表情に戻るというコミカルな一面も。
リメイクに伴って小さいことまで気にする神経質な性格に変わっており、目的のためなら犠牲を厭わない冷徹さも持ち合わせている。
また、見た目だけでなく、リメイク後のマツブサ、並びにマグマ団の目的は「人類にとっての理想の世界の追求」に集約されており、「人類とポケモンの共存は馬鹿げたこと」とポケモンを人間よりも下の存在だと断じている。
しかし、こちらのマツブサのゴルバットは劇中でクロバットに進化しており、ポケモンとの絆の力が不可欠とされるメガシンカを習得している等、不器用ながらも本心ではポケモンに愛情を持っているようで、上記の発言もあくまで割り切った上で言ったものと思われる。
オメガルビーでのエピソードデルタではヒガナにキーストーンを奪われ、主人公に助けられる。
エピソードデルタクリア後はバトルハウスでタッグを組んで戦えるのだが、挑戦を終えた後、私とキミがタッグを組んでいるのだから勝つのは当然という旨の台詞を言うことから、マツブサは主人公を相当信頼していることがわかる。
以上のことより、ルネシティでの一件の後、主人公とは良好な関係を築いている模様。
海外で制作されたショートアニメ『ポケモンジェネレーションズ』のエピソード7にも登場する。日本語版の声優は佐々木誠二が担当。
ちなみに前述のアニメ版で声優を担当した藤原氏は今回はハンサムの吹き替えを担当している。
ウルトラサン・ウルトラムーン
2017年発売のポケモンUSUMでは、リメイク版ではなく旧ルビ-・サファイアの姿でレインボーロケット団のメンバーとして登場。
グラードンを目覚めさせ、世界を陸地だらけにする目的が達成された瞬間になぜかアローラへと移動し、サカキから客人として遇された。
この世界もどうせだから自分の理想に近づけてあげようという手前勝手な善意から主人公と敵対する。
元の世界においてはアオギリと対決して勝利したようで、自分を倒して目的を達成したアオギリのことをホラ吹きと呼び、主人公そっちのけでアローラの未来をかけて決戦に及ぼうとしたところでアオギリとともに元の世界に戻っていった。
手持ちポケモン
マグマ団が使用するポケモンの最終進化系を使用する。
エメラルド
えんとつやま
- グラエナ(Lv.24)
- ズバット(Lv.24)
- バクーダ(Lv.25)
マグマ団アジト
- グラエナ(Lv.37)
- クロバット(Lv.38)
- バクーダ(Lv.39)
トクサネ宇宙センター(タッグバトル)
- グラエナ(Lv.42)
- クロバット(Lv.43)
- バクーダ(Lv.44)
ウルトラサン・ウルトラムーン
- グラエナ(Lv.64)
- マタドガス(Lv.64)
- クロバット(Lv.64)
- バクーダ(Lv.64)
- グラードン(Lv.66)