概要
ウルトラマンゼロが『超決戦!ベリアル銀河帝国』にて手にしたウルティメイトイージスが変形した姿で、ウルトラゼロブレスレットに代わる形で装着するようになる。
これをイージスに戻す事で、ウルティメイトゼロへ変身する。
中央には青いランプがあり常に点灯しているが、イージスが使用できない時は消灯する。ウルトラゼロブレスレットと同じく変身前の姿でも装着されており、ウルトラゼロアイを取り出す能力も引き継いでいる。さらにウルトラゼロブレスレットが変形した武器も(形状が若干変わっているが)使用可能。
『ウルトラマンサーガ』にてハイパーゼットンに敗れた際に一度石化してしまったものの、ダイナやコスモスと共にウルトラマンサーガへ変身する際に復活、サーガブレスへと姿を変えた。
以降はダイナとコスモスの力を宿し、ブレスレットを叩く事でストロングコロナゼロやルナミラクルゼロへ変身可能になった。
しかし最大の特徴は、ただ装着しているだけで恩恵が得られる事である。
ウルトラ戦士最大の弱点である活動限界時間を克服し、アナザースペースどころか、地球でも活動時間を気にせずに活動できるようになったのである。
ただ、戦闘によるエネルギーの急激な消耗自体は起こり得るため、装着している状態でもカラータイマーが鳴る事はたびたびある。
『ウルトラマンジード』ではクライシス・インパクトでの戦いの際に破損してしまい、さらに最後の次元移動を使ったことで完全に光を失って使用不能になっており、ゼロの戦闘能力はこれまでと比べて大きく制限されてしまっている(ストロングコロナ、ルナミラクル、シャイニングウルトラマンゼロにもタイプチェンジ出来ない)。
この破損の影響か地球で一体化した伊賀栗レイトの腕にはウルティメイトブレスレットが出現せず、ウルトラゼロアイも親父のように持ち歩いている。
監督の坂本浩一は、ゼロの強さでは一人で全て解決してしまうと考え、ウルティメイトブレスレットを破損させ、タイプチェンジもできない状態と設定した。この設定は『ウルトラマンレオ』におけるウルトラセブンの立ち位置も意識したものである。
そして、最終回にて修復が完了した。