概要
この行為は自主出版ともいい、対義語は商業出版である。この形式には2つの種類が存在する。
なお、「出版社が内部で企画して出版する」場合や「自ら出版のための会社を立ち上げ、書籍等を発行する」場合は「業として出版を行う」に該当しこれに含まれない。
1に関して
いわゆる同人誌などがこれに当たる。この場合、基本的に書店での流通は行われず、通販等による販売となる。なお、印刷や販売等を外注することがある。
2に関して
「本を出しませんか?」という広告を新聞等で見かけるかもしれない。これは一部出版社の副業として「書籍を出版し、流通に乗せる代わりに編集や印刷、流通等にかかる経費等を負担してください」という商売である。場合によっては作成のみで流通に乗せない場合も存在する。過去においては各種トラブルも存在したといわれる。
内容等
自伝や趣味、例えば詩や俳句、あるいは写真など、また自らの経験や主張をまとめたものなどが存在している。
電子出版
近年のテクノロジーの進化により「文字や画像をデジタルのデータに変換し、それに適合した形式で販売する」電子出版という形式が発生し、この形式であるならば個人でも出版が少し近くなったが、販売など、まだ個人やそれに類する集団による出版には大きなハードルが存在している。