概要
不自然死(Unnatural Death)の8割近くが解剖されないまま適当に死因が付けられ処理されている、先進国の中で最低の水準という日本の状況を改善するため設立された、架空の研究機関(公益財団法人)不自然死究明研究所(英:Unnatural Death Investigation Laboratory)=UDIラボが舞台となっている。ここに所属している法医解剖医三澄ミコトを中心に、ベテラン法医解剖医の中堂系、三澄班の臨床検査技師東海林夕子、三澄班の記録員久部六郎、所長の神倉保夫らが協力しあいながら、様々な『死』と向き合い、その裏にある謎や事件を解明していく…というストーリーである。
登場人物
主要人物
法医解剖医で三澄班(メンバーは他に東海林、久部)の執刀医。解剖実績は1500件程。24年前に起きた一家無理心中事件の生き残りであり、三澄家に引き取られたという過去を持つ。その為、人の「生の権利」が脅かされることに猛烈に反発する。以前は医大の法医学教室で准教授として勤務していた。
三澄班の臨床検査技師。ミコトとは昔から面識があり、気の合う同僚である。
法医解剖医で中堂班(他のメンバーは坂本のみ)の執刀医。解剖実績は3000件程。態度も口も悪いため、チームを組む臨床検査技師が次々と辞めてしまい記録員もいない。過去に何か秘密があるようだが…
三澄班の新人記録員。医大生であり、バイト。本人は臨床医志望であり、法医学に対しては「死んだ人を専門にする役に立たない物」と思っていた。しかし、ミコト達と一緒に仕事をしていく内に法医学の真の意味を知ることになる。
所長。公益財団法人であるUDIラボは、財政を警察庁と厚労省からの補助金で何とか成り立っているため、常に潰れる危機感を持っている…が、自由奔放で個性的なメンバーにはほとんど伝わらず好き勝手されてしまっている。更に所員が6人しかおらず、彼には医学的な知識は全く無いので普段は所長というよりも雑用係である。以前は厚生労働省医政局に勤務しており、震災の身元不明遺体調査を機にUDIラボ行きを決意したとも、単なる天下りとも言われており真偽は不明。
ミコトの養母。ミコトの実父の妹で、事件後引き取ってからは実の家族同様に育ててきた。弁護士であり、坂の下法律事務所に勤務している。
その他
中堂班の臨床検査技師。中堂の暴言に怯えながら働いていたが…
主題歌
スタッフ
脚本 | 野木亜紀子 |
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音楽 | 得田真裕 |
法医学監修 | 上村公一,鵜沼香奈(東京医科歯科大学) |
感染医学監修 | 髙山陽子(北里大学) |
警察監修 | 石坂隆昌 |
プロデュース | 新井順子(ドリマックス),植田博樹(TBS) |
演出 | 塚原あゆ子,竹村謙太郎,村尾嘉昭(ドリマックス) |
製作 | ドリマックス,TBS |