太平風土記
たいへいふうどき
ウルトラシリーズ(『ウルトラマンX』以降の新世代シリーズ)に登場する書物。
概要
脚本家の小林雄次が自作で多用している名称でもあり、ウルトラシリーズ以外では中野貴雄が映画『大怪獣モノ』に登場させている。
ウルトラマンX
8世紀の歴史書として登場。正式名称は『日本太平風土記』。
デマーガやそれを封印した光の巨人等の情報が記録されており、この時点では『帰ってきたウルトラマン』等に登場する怪獣について記載した古文書と同等の扱いだった。
ウルトラマンオーブ
かつて日本に現れ、歴代ウルトラ戦士たちによって封印された魔王獣たちや戀鬼(紅蓮騎)、カマイタドンなど幾多の怪現象やそれに纏わる怪獣たちの存在が記された歴史書。
ネット上にその内容の断片がアップロードされており、SSPが魔王獣を取材する際の情報源として利用していた。また原本にはマガタノオロチの存在も記述されている。
最終的に、実際には過去の予知能力者が記した予言の書であることがシンによって推測されている(つまり当時の事件についてではなく未来について描かれており、タロウ等に似ているウルトラマンは現在におけるフュージョンアップしたオーブのことであったのではないか、という推測。カマイタドンもジャグラー本人のことだった可能性がある)。