本項目は仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALのネタバレが含まれます。
CV:大槻ケンヂ
概要
並行世界それぞれに存在する2人の最上魁星が半身となり合体を果たした事で誕生した究極の戦士。 もう一度書くが決してバカイザーではないので注意。
半身に赤と青の装甲を纏い、見た目はビルドと同様。
カイザーとカイザーリバースのデザインが組み合わさったかのような姿をしており、怪人化したライダーのようなデザインとなっている。武器は合体前と同じようにネビュラスチームガンを使用する。
カイザー時代だった時よりも格段に戦闘能力が上がっており、更に2人の最上が合体越したことで不老不死の力を得た影響により、エグゼイド、ビルドのダブルライダーの攻撃を全く受け付けず、圧倒するその姿は正に“究極の戦士”そのものといっても過言ではなかったのだが……。
ネタバレ注意
ビルドとエグゼイドは、二つの世界を結合させるシステムエニグマの内部に潜入、そしてそれぞれの世界であえてその機能を全開にさせた。
二つの世界が結合したことで二つの世界に分割されていたすべてのライダーが集結、更に予定よりも世界が結合する時間が早かった影響で、世界の結合に利用するはずだった太陽系の惑星エネルギー(実はコズミックエナジー)が充分に集まり切っておらず、この時に変身したバイカイザーは実は完全体になっていなかった事が判明。
不老不死の力など手に入れていなかったバイカイザーは、ビルドとエグゼイドがそれぞれ強化形態と最強フォームに変身した途端一気に形勢を逆転され、最後は彼等の仮面ライダーとしての熱い思いを乗せたダブルライダーキックによって葬り去られる事となった。……と思われたが?
YouTubeで配信されているスピンオフ作品「ハザードレベルを上げる 7つのベストマッチ」前半のラストにて素体形態の姿でまさかの再登場。
ガーディアンを引き連れて現れる。
撃破された際のダメージからか特徴的な歯車状の装甲は欠損しており、その雰囲気はどちらの最上とも似つかぬ怪物然としたもの。また装甲の欠損により(トランスチームシステムの戦士とも共通している)素顔が露わとなっており、合体前は青かったはずの目は赤く染まっている。
配信前の予告映像を見るにネビュラスチームガンも健在の模様。
なお、同予告には瓦礫の中からネビュラスチームガンを拾い上げる内海、そしてかつてのバイカイザーの姿に似た謎の戦士の姿が…?
以下、後半のネタバレ注意
実はこの時に現れたバイカイザーは、エンジンブロス・リモコンブロスの合体形態を完成させる為のデータを集めるべく、難波重工によって解き放たれた実験体に過ぎず、変身者は最上とは全く関係がない被験者の男性だった。
様々なベストマッチフォームを駆使するビルドとの戦いに敗れた後、変身させられていた被験者の男性は当然ネビュラガスの影響で記憶を失っており、残されたネビュラスチームガンは内海成彰に回収される。
その後、上述のビルドとの戦いで集めたデータを基に、内海はエンジンブロスとリモコンブロスの合体形態・ヘルブロスに変身。ヘルブロスを完成に至らせたのだった。