概要
著名で3つあるが有名な陰陽師の一家以外の二つは絶家しているため
ここでは安倍家流土御門家について説明する。
安倍家流土御門家
室町時代の安倍家当主(晴明から数えて14代目)の有世のころ、安倍家は宗家をめぐって争っていた。
そのため、実質的に名乗ったと伝わる有宣や一族は応仁の乱やその他の戦乱を避けるために
若狭国(福井県)の武田氏(甲斐武田と同族)を頼り移住していた。
時は立って江戸時代、徳川家康の命令で山城国(京都府)に戻ることができ、安住の地となった。
ちなみに家康の征夷大将軍の儀は土御門家の人物が行っている。
(正確には土御門久脩が家康、秀忠、家光の3代に宣下の儀を行っている)
御所の周辺ではなく研究所も兼ねた大きな邸宅を今の梅大路にたてた。
主な人物
安倍晴明・・・安倍家・土御門家の有名な先祖。
安倍泰成・・・先祖の一人。玉藻の前事件の際は玉藻の正体を暴いたと伝わる。
安倍有世・・・よく土御門と書かれることもあるが実際には曽孫の有宣からとされている。
500年続いた家系で、時にその奇妙なイメージから恐れられる陰陽師にあって初めて従二位
を与えられ、公卿入りする。予言もしたといわれており、義満からも重用された。
安倍有宣(土御門)・・・土御門を名乗ったと伝わる当主。
土御門久脩・・・江戸時代に家名を復活させた当主。
架空の人物
陰陽師の宗家というイメージのため全員陰陽師または陰陽道に通じている
土御門夜光・・・東京レイヴンズの人物。大災を起こしたといわれている。
土御門夏目・・・東京レイヴンズのヒロイン。
土御門元春・・・とある魔術の禁書目録の人物。多角スパイ。