属国

ぞっこく

属国は「従属国」の略称、俗称

概要

従属国の略称もしくは俗称とされ、従属国とは、「事実上、宗主国に政治的、経済的に従属関係にある国」を指す。

他の状況との違い

• 植民地は「本国に対して従属的地位にある領土」とされ、国家として認められない点で異なる
• 保護国はこの状態の一種ではあるが、「条約等で定められた範囲でのみ拘束され、それ以外では相手国とは独立した関係であり上下関係はない」点で異なる

実例

例えば冷戦時代のソ連の衛星国、中国における冊封体制、他国による傀儡政権などの例もこれであるとみなされる。

そのほか

• 従属国の政府等が強国の力を借りるため積極的に属国化する場合が存在する
• 属国と宗主国の関係はその成立などにより異なる
  • 侵略の結果属国となった日本と琉球、清朝と朝鮮、フランスとベトナムの関係
  • 交易や権威付けを目的としたもの、近代における中国とベトナムや琉球の関係
• 間接侵略の結果により傀儡政権を樹立させ裏からコントロールするという事例もみられる

関連タグ

国　国家

参照

wikipedia:従属国