概要
英語名:Wiggler (幼虫)/Flutter (成虫)
初登場作品は『スーパーマリオワールド』。頭に咲いた花と大きな鼻が特徴的なイモムシのキャラクター。体の色は黄色。
基本的におとなしいが、頭の花がとれると、怒って暴れだす。
『ヨッシーアイランド』から羽が生え、空が飛べる様になった成虫Ver.が登場している。
単なるザコ敵としてではなく一部の作品ではボス敵として登場することもある。
特に『マリオ&ルイージRPG』シリーズでは全ての胴体の色を赤色から黄色に変えないと
ダメージが与えられないなど、工夫しないと倒せないボス敵である。
『スーパープリンセスピーチ』(ボスとして登場)や『スーパーマリオギャラクシー』シリーズなどひっくり返してから攻撃が通用する作品も。
敵キャラとしての登場ばかりではなく、『マリオテニスGC』でプレイヤーキャラとして登場し、
怒りながらボールを打つ「クレイジーツイストショット」と成虫(チョウ)に変態し、
空を飛んで打ち返す「バタフライレシーブ」という2つのスペシャルショットを持つ。
足が遅い代わりにその長大な身体のため非常にリーチが長いという特徴を持つ。
『マリオカートWii』では、開発中はプレイヤー候補であり、バイクに長い身体を
巻きつけて乗るというキャラだったらしいが結局没になった。ただし、「メイプルツリーハウス」というコースで巨大ハナチャンがお邪魔キャラという感じで登場している。
次回作の『マリオカート7』では、ドライバーとして晴れてデビューすることができた。階級は重量級。同作品ではWiiに登場した「メイプルツリーハウス」がリメイクされたため、大きなハナチャンとドライバーとしてのハナチャンを同時に見ることができる。
なお、『マリオカートダブルダッシュ!!』ではハナチャンをモチーフにした「ハナチャンカー」が登場するコースがある。
『マリオカートDS』に至っては、シングルプレイのモードの一つミッションランにおいて隠しステージであるレベル7のボスとして登場、すなわち真のラスボスである。走るコースは「GC キノコブリッジ」で、使用キャラクターはマリオ。確かにミッションランのボスは全員『スーパーマリオ64(DS)』に登場しているものだが、仮のラスボスであるキングアイスどんけつがすでにボスとして十分な雰囲気を漂わせる中でコイツがラスボスであると予想できたプレイヤーはどれほどいるのだろうか。
またこのため、おやかたテレサのような上下互換があるボスを除けば64で唯一バッタンキングだけがハブられてしまっている。まあ後の作品で再現復活できただけいいか…
スーパーマリオくんでのハナチャン
※主にハナチャンがメインで登場している話をピックアップする。
2巻の「はじけるバブル!!助っ人ハナチャン大奮闘!!」でクッパ軍団ではない個体が登場し、
ヨッシーとルイージを手助けするが、途中で花がとれて大暴れしてしまう。
しかし結果的にもバブル(泡)に閉じ込められたマリオを助けることとなった。
最後はマリオにファイアフラワーを頭につけられておとなしくなった。
6巻の「大怪獣決闘!?ヨッシーVSバトラハナチャン!!」では、カメックに頭の花を
ブラックパックンに変えられ、凶暴性を増した「バトラハナチャン」というキャラが登場した。
途中で成虫になり(その外見が明らかにモスラに似ている)、破壊光線を撃ってくるようになる。
最後はスターヨッシーと戦って敗北し頭についたブラックパックンを取られ怒り状態のまま
元に戻りクッパとカメックを追いかけながら去って行った。
17巻の「デカ島脱出大作戦!ワープ土管を探しだせ!!」では、「はねぼうし」の時間切れで
墜落して天井を壊したマリオ達に襲いかかってくる。マリオ達の連係プレーで、花の下の
「いかりのかたまり」を攻撃されておとなしくなった。スーパーマリオ64編の最終話では、
マリオの味方として登場し、足をキャタピラに改造して敵キャラを踏みながら山頂の所へ
進むが、ジュゲムの仕掛けたバナナによってスピンする。そのあと、マユになってしまうが、
成虫になり(しかも花がとれて凶暴化している)、敵キャラ達を一掃した。最後のシーンでは、
頭の花が元に戻ったが色は怒り状態のままだった。