イーリスの天馬騎士団の団長であり今までの作品の天馬騎士団の団長の例に違わず真面目である。
如かしながら、ペレジアとの戦争になった際に王(女王)であるエメリナをあろうことか拉致されてしまっており、実力はあまり高くないのではないかと思われる(イーリス自身が平和を希求する国であることも影響しているかも知れないが)。
そして最終的にルフレの考えたエメリナ救出作戦に於いて天馬騎士という利点を用いて空からエメリナを救出しようと試みるが突如現れた屍兵によって物の一撃で沈められ死亡する。
兵種は「ファルコンナイト」であることはユニットのアイコンで確認出来るが実際の強さは不明。
相性の悪い「アーチャー」相手に倒されるのは仕方無いかも知れないがそれにしても「鋼の弓」の一撃で倒されてしまうのはかなり実力としては難があると思われる。
イベントシーンではHP32で「鋼の弓」で32のダメージを受けることになる(ノーマル時)。敵「アーチャー」の強さも不明であるが「鋼の弓」の威力が9で特効で27であるからフィレインの守備は「アーチャー」の力-5も無かったことになる。13くらいの力だとすると守備は8程度。これはティアモの初期の守備と一緒であり、正直上級職であることを考えると微妙な値である。そして上級職でHP32というのもモブの「ファルコンナイト」と比較しても低い部類である。更に言うならば速さがウリの「ファルコンナイト」であればもう少し「アーチャー」の命中率を削げたのではないか?とも思える等、色々とツッコミ所はあるが、結論としてはそれ程強くない、と言うことだろう(率直な意見として同章で仲間になるリベラの方が十分強そうである)。
名も無い屍兵にやられる辺り王に挑んで一撃でやられた三軍将の一人よりもかなり弱いといえる。
とはいえ、実際国王であるギャンレルが「トリックスター」レベル5であるペレジア軍に簡単に遅れを取るところを見ると武力をそれ程持たないイーリスの天馬騎士団の長ではこの程度かも知れない。しかしながら、ひょっとして彼女が生きていればトライアングルアタックが出来たのではないか、と思うと残念ではある(余談であるが今作ではチェンジプルフを利用して「ペガサスナイト」を3人集めても、シンシア加入後にスミア、ティアモ、シンシアで挑戦しようとしてもトライアングルアタックは出来ない)。
しかしながら、直後のエメリナの死亡イベントの印象が強いためか、クロム達をはじめ、スミアや直属の部下であるティアモにさえ死を悼まれる事は無い(状況的にそんな暇も余裕もなかったわけだが)。