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バルゼーの編集履歴

2018-05-28 17:43:48 バージョン

バルゼー

ばるぜー

『宇宙戦艦ヤマトさらば愛の戦士たち』(左側)と『宇宙戦艦ヤマト2』(右側)の登場キャラクター。 作品によって容姿が異なる。リメイク版『2202』にも登場。

「死して、大帝にお詫びを・・・・・・!」

声優

『愛の戦士たち』&『宇宙戦艦ヤマト2』:大塚周夫

『2202』:西村知道


愛の戦士たち

概要

追悼

 劇場版『さらば愛の戦士たち』に登場した白色彗星帝国軍人の1人。

 容貌はボブカット状にした茶色の髪と眉間まで伸び生えた特徴的な髪型で中肉中背の体躯。ガトランティス特有の戦闘服の上から、黒いロングコート状の指揮官コートを纏っている。

 機動部隊指揮官として超大型空母から指揮を執り、白色彗星帝国軍機動部隊(※劇中テロップでは第6機動部隊だが、台詞上は第7機動部隊となっている)を率いて太陽系へ突入し、地球防衛軍艦隊と真っ向から衝突する。

 自軍の戦力に絶対の自信を持っている様子で、地球艦隊に対し侮りを持っていた節が垣間見える。結果として、拡散波動砲の一撃で戦闘艦隊を失い大帝に叱責を受けてしまうこととなった。

 ただし、これは地球艦隊の拡散波動砲の能力による面が大きく、戦闘は終始バルゼーの戦略通りに展開していた。先手は艦載機による攻撃、次に潜宙艦による奇襲攻撃、最後は陣形の乱れたところを物量にものを言わせた半包囲攻撃‥‥‥と、それなりの手順で殲滅しようとしていた。

故に、拡散波動砲さえなければ、地球艦隊を物量で壊滅させ勝利していた可能性は高い。

 その後、地球艦隊が白色彗星によって消滅させられた後に地球へ降下し、地球連邦政府に降伏を迫った。しかし、それ以降物語からフェードアウトしてしまい、白色彗星がヤマトに攻撃を受けた際にも何故か援護さえすることがなく、以降の末路も不明のままとなってしまった。



ヤマト2

概要

バルゼーとナスカ

(上記画像右側)

 テレビ版『宇宙戦艦ヤマト2』でも登場。ただし肩書は第1機動連合艦隊司令官に変更されており、容貌も劇場版に比べ見た目の年齢が上がり、顔の輪郭が細くなり目線も鋭くなった等、より切れ者らしい雰囲気になっている。服装も変更され、黒主体だった劇場版と違い青主体の制服になり、同色のマント(裏地は黄色)を羽織っている。

 また座上する旗艦は劇場版の超大型空母から新登場の戦艦メダルーザに変更されている。

 前衛にコズモダート・ナスカ提督率いる強行偵察艦隊を有し、先行させて破壊活動等を行わせていた。

 機動艦隊本隊は大帝の命令が下るまでは銀河外縁に待機しており、地球侵攻の合図が下ると同時にプロキオン方面に展開していたゲルン提督指揮下の空母艦隊と合流、太陽系へ侵攻する。

 土星空域での決戦では旗艦メダルーザ火炎直撃砲を使って一方的な損害を地球艦隊に与えていたが、火炎直撃砲の能力に頼り切った結果慢心を生み、土方竜の誘導に引っ掛かり火炎直撃砲を土星のリング内で発射してしまった結果乱気流が発生、逆に自艦隊が大混乱に陥ってしまいその隙に反撃を受け艦隊は壊滅、残されたメダルーザで地球艦隊旗艦アンドロメダに向け突撃するも集中砲火を浴び、一矢報いることもなく爆沈するメダルーザと運命を共にする。劇場版と違い戦術的な意味合いでの手腕は見られないままであった。



宇宙戦艦ヤマト2202

概要

 リメイク版『2202』でも登場を果たす。肩書は第七遊動機動艦隊司令長官。容姿、服装は劇場版基準であるものの、ロングコートが裾の長い陣羽織になっている。性格もかなり傲慢でガトランティスの覇道を絶対のものと信じている。ゲーニッツの腹心でもあり、最高幹部の集まりの場、大帝玉座の間に列席する。

 地球侵攻軍として、カラクルム級戦闘艦で構成される第七機動艦隊を率いて、土星宙域で地球艦隊と激突する。ガトランティスらしい、物量にものを言わせた正面突破を行う。


経歴

第一章

 冒頭にて、大帝のいる玉座の間で他の最高幕僚位等と共に立ち姿を見せている。

第三章

 ヤマトの過去の記録映像を見て、波動砲がバラン星を崩壊させる様子を見て驚きを示している。

第五章(ネタバレ)























 地球侵攻軍として第七機動艦隊を率いて土星へと進出した。そこでエンケラドゥス守備隊と遭遇し、手始めに守備隊の攻撃に取り掛かる。先鋒として到着していたカラクルム級群が、守備隊を正面と左右から半包囲して押し潰そうとするも、守備隊の放った波動砲で正面の部隊が被害を受ける。とはいえ焼石に水でしかなく、後から続々と後続が到着。最後に〈バルゼー〉もワープアウトした。

 守備隊の艦載機隊による攻撃で、〈バルゼー〉と同行していたナスカ級打撃型航宙母艦4隻を沈められるものの決定打には程遠かった。逆に、〈バルゼー〉に搭載されていた自滅型攻撃艦イーターⅠ80機を展開し、エンケラドゥス守備隊へと差し向け、波動防壁を中和しての特攻攻撃によって瞬く間に守備隊に大損害を与えていった。

 残り15隻程度になった守備隊を押し潰すべく、上面から別働隊を宛がうが、そこへアンドロメダ他増援部隊が到着。早々の拡散波動砲で別働隊を殲滅される。それでもなお、第七機動艦隊からすれば地球艦隊は小さな戦力でしかない‥‥‥と、バルゼーは余裕だった。

 ところが、地球艦隊が後方より続々と増殖するが如き戦艦群が到着し、その数を瞬く間に増やしていった。これには思わず、少数に敵艦を見積もっていたバルゼーも、戸惑いの色を隠せていなかった模様である。

その時、ズォーダーから


「戦闘に膠着は許されない」


と早々に片を付けろと遠回しに叱責を受ける。

 主力同士のぶつかり合い早々、地球艦隊全艦による拡散波動砲の一斉掃射で、正面に展開していた大多数のカラクルム級を纏めて殲滅される。その絶景とも言える光景に目を引ん剝かんばかりのバルゼーは、インフェルノ・カノーネによる攻撃を敢行。第11番惑星の地表を深く抉った実績のある砲撃を、今回は8発分を同時に放った。これで、何かしらの打撃を与えると見たが、何とこれも無力化される。それは重力子スプレッドによる防御であった。

 さらにバルゼーを追い詰めるように、下方の土星リング内から主力戦艦群が現れ襲撃を受ける。そこからは双方出し惜しみなしの激しい激突が続く。かと思いきや、その後もドレッドノート級が続々増援として到着する

 さすがにおかしい、と帝星本部へ連絡するが、ゲーニッツからは


「見苦しいぞ。大帝から賜った軍に撤退も後退も無い。ガトランティスなら、戦って死ね!」


等と叱責を受けてしまう始末であった。

 その後、地球の時間断層の存在を知ったズォーダーから、彗星による直接攻撃を行う為に退避するよう命ぜられ、結局、バルゼーは己の力量で地球艦隊を打ち破るどころか、互角に持ち込むことさえ適う事は出来無かった。


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