概要
初代のRGBPから登場している技。
初代ではノーマルタイプの技だったが、第2世代のGSCで新たなタイプが追加された影響であくタイプの基本技のような扱いとなった。(ただし基本技としては威力60は極めて高い。)
さらに第3世代まではタイプによって分類が決まっていたが、第4世代からタイプに関係なく分類されるようになったため物理技になった。
その為、ポケモンUSUM時点で分類が物理→特殊→物理と2回も変わっている唯一の技である。
ちなみに、第6世代ではがねタイプに等倍になる、フェアリータイプが登場しピクシーなど既存のポケモンにもフェアリータイプが付くことであくタイプの攻撃が効きづらくなるなどの状況も含めると、仕様の変更によって威力がよく変わる技と言える。
地味だが30%という高い確率で相手がひるむ効果を持つ点も見逃せない。
対戦で使うには少々火力不足は否めないが、動物系を始め牙を持つ様々なポケモンが覚えてPPも多いのでストーリー等の道中ではそれなりに役に立つ。
ギャラドスもかみくだくを覚えて卒業してしまったので、いつかテクニシャンを持つあくタイプの速攻型物理アタッカーのポケモンと出会いたい。
ポケモンGOにおいてもあくタイプの通常技(ノーマルアタック)として登場。
威力はたったの6しかないが、その反面技の発生が非常に早く、使用後の硬直も少ないために驚異的な連射性を持つ技となっている(本編同様、地味に相手を怯ませ易いという追加効果もある)。
このため、ゲージ技(スペシャルアタック)の発動に必要なゲージの回収が面白いほど捗るうえ、相手が技を繰り出してきてもとっさの回避がある程度は可能と非常に使い勝手が良い。
特にバンギラスはこの技の習得がほぼ必須となっており、この技でゲージを溜めながら相手の出方を伺い、隙をついてストーンエッジやかみくだくで大ダメージを狙っていくのが基本戦術となっている。